兵庫県姫路市が、安倍政権を批判するビラ掲示や発言があったことを理由に、7月24日に「姫路駅北にぎわい交流広場」であった労働組合主催の催しを途中で中止させた問題について、石見利勝市長は5日の記者会見で、「中止になったことは申し訳なかった」と陳謝した。市は近く主催者に経緯を説明し、謝罪する考えを示した。 催しは、西播地域労働組合総連合(西播労連)が開いた「駅前文化祭」。市などによると、会場となった市が管理する広場のステージで、事前に申請がなかった「アベ政治を許さない」と記すビラが掲示されたり、公演の合間などに「安倍政治にノーと訴えましょう」との発言が続いたりしたといい、広場の運営を市から委託されている業者のスタッフが市の担当者と連絡を取ったうえで催しの中止を求めた。 会見で石見市長は、市が業者を通じて求めたかったのは催しの中止ではなくビラ掲示など広場の使用許可に反する行為だったと釈明。だが、結