女子大生の体を無理やり触ったなどとして、強制わいせつと暴行の罪に問われた東京大学の学生、松見謙佑被告(22)の初公判が5日、東京地裁であった。松見被告は「間違いありません。自分勝手な行動で被害者を深く傷つけ、反省しています」と述べ、起訴内容を認めた。 起訴内容は、5月11日未明に仲間と共謀し、東京都豊島区のマンション室内で女子大生の服を脱がせてキスをしたほか、熱湯が入ったカップラーメンの麺を女子大生の胸元に落とすなどしたというもの。 検察側の冒頭陳述によると、被告らは女性を酒に酔わせてわいせつな行為をする目的で、今年4月ごろから「誕生日研究会」というサークルを開始。事件当日も、罰ゲームとして酒を女子大生に飲ませていたという。 他に起訴された東大大学院生の松本昂樹(こうき)被告(23)と、東大学生の河本泰知(たいち)被告(22)の初公判は11日に開かれる予定。