2020年4月に56年の歴史に幕を下ろした中野駅北口の老舗バー「NAKANOブリック」(中野区中野5)が11月1日、営業を再開した。 (関連フォト)「NAKANOブリック」(外観) 1964(昭和39)年の東京オリンピックの年に、サントリーのウイスキー「トリス」をソーダで割ったハイボール(トリハイ)を提供するバーとしてオープンした同店。レンガ造りで昭和風情漂うレトロな外観と、インテリアや照明が「大人のバーを思わせる」店内で、地元民の間では「若者憧れの場所」「大人からいい大人になるための空間」などと言われることもあったが、コロナ禍の影響や経営者側の事情などもあり、2020年4月に閉店した。 閉店の情報を知り、復活させるための経営者として名乗りを上げたのが、1978(昭和53)年に創業した代々木上原の「大衆酒場ジャンプ」や、昭和レトロな喫茶と大衆酒場のハイブリット業態「喫茶酒場 代官山ジャンプ
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