中国・天津市北辰区にある倉庫で12日午後9時40分(日本時間同10時40分)ごろ、爆発火災があった。国営新華社通信のニュースサイト「新華網」などが伝えた。死傷者はいないとしている。倉庫は化学会社が地元住民から違法に借り、アルコール3トンやグリセリン800キロなどを保管していたという。同サイトは「これらの物質の燃焼後は主に二酸化炭素などが発生するだけで、周辺の空気には影響はない」とする専門家の話も伝えている。 天津市では8月12日、港湾地区にある化学物質の保管施設で160人以上が死亡する爆発事故が起きた。(瀋陽=平賀拓哉)