世界最大の交流サイト「フェイスブック」。 利用している人も多いと思いますが、自分のページが何者かに乗っ取られ、その友人たちに通信販売のサイトを紹介する書き込みを送られる被害がことし7月ごろから相次いでいることが分かりました。 こうした通販サイトは偽ブランド品などを扱っているとみられ、セキュリティー会社が注意を呼びかけています。 私たちに身近なインターネットサービスに何が起きているのか、どう対策すればいいのか、科学文化部の黒瀬総一郎記者がお伝えします。 被害の実態 フェイスブックは、通常、自分のIDとパスワードを打ち込んで利用します。 パスワードを他人に知られないかぎり、他人が自分の名前で書き込みをすることはありません。 しかし、東京都内に住む20代の女性は、先月、10分間に15人以上の友達から書き込みの異変を知らせるメールを受け取り、自分のページを乗っ取られ、身に覚えのない書き込