記録的な大雪となった福井県坂井市で今月7日、雪に埋もれた車の中で男性が一酸化炭素中毒で死亡した事故で、男性の母親が警察に電話で繰り返し救助を求めましたが、警察が現場に出動していなかったことが警察と母親への取材でわかりました。福井県警察本部は「重大な結果が生じたことをしんしに受け止めている」としています。 さらにこの日、男性の母親が車の中にいる息子から携帯電話で連絡を受け、福井県警察本部の窓口に電話で繰り返し事態を伝え救助を求めたものの、警察が現場に出動せず、救助されたかどうかも県に確認していなかったことが警察と母親への取材でわかりました。 福井県警察本部によりますと、この日、母親からは午前10時ごろ、正午ごろ、午後4時半ごろの少なくとも3回本部に電話があり、通信指令課などで対応して、3回目は県の災害対策本部に連絡するよう伝えたということです。 これについて、福井県警察本部は「男性から通報を