大阪市交通局は3日、市営地下鉄四つ橋線本町駅の構内で同日、男性助役(54)が喫煙し火災報知機が作動、上下4本が遅れ約千人に影響したと発表した。交通局は、運転士の列車内での喫煙が発覚し、2月に全駅禁煙の通達を出したばかり。またも安全意識の低さが露呈した形だ。 橋下徹市長は市内で記者団に「服務規律の厳格化という市長の政治メッセージを無視する挑戦的な行為だ。君が代起立条例で起立しない職員と同様、厳罰にする」と述べた。 交通局によると、助役は3日午前7時45分ごろ、駅長室の給湯室で喫煙。「朝食を食べたら、たばこが吸いたくなった」と話しているという。(共同)