今年4月に掲載した本紙記事「アバンティ開業40年『サブカルの聖地』に」を読んだ読者から、「京都駅八条口周辺には近年、他にもサブカル系の店が集まって面白くなってきている。ぜひもっと取材してほしい」との声が、京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」に寄せられた。かつては京都の「裏口」という印象もあった一帯は今、新たな魅力を備えたまちへと変わりつつあるようだ。
今年4月に掲載した本紙記事「アバンティ開業40年『サブカルの聖地』に」を読んだ読者から、「京都駅八条口周辺には近年、他にもサブカル系の店が集まって面白くなってきている。ぜひもっと取材してほしい」との声が、京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」に寄せられた。かつては京都の「裏口」という印象もあった一帯は今、新たな魅力を備えたまちへと変わりつつあるようだ。
明智光秀の「幻の城」坂本城跡、新たな石垣発見 大津市、三の丸堀の幅の大きさも判明 2024年5月30日 6:30
15日午後2時20分ごろ、京都府宮津市大垣の天橋立傘松公園で、日本三景の天橋立を逆さに望む「股のぞき」をしていた50代男性が展望台から落ち、山の斜面を約15メートル転げ落ちた。公園を管理する丹後海陸交通の成相営業所によると、男性は胸を強く打ったが、命に別状はないという。
宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の俳優の女性(25)が昨年9月に急死した問題で、歌劇団の親会社阪急阪神HD側が歌劇団関係者らのパワハラなどがあったことを認め、遺族側へ謝罪する意向を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。当初、調査報告書で否定していたハラスメント行為を認める方向にかじを切った形だ。 阪急阪神HDの首脳陣や不適切な叱責などの言動があった上級生らが遺族側に謝罪するとみられる。遺族側は、上級生らによるパワハラや長時間労働が原因で自殺に至ったと主張していた。 歌劇団側は、昨年11月に公表した調査報告書で長時間の活動などによる強い心理的負荷を認めた一方、いじめやハラスメントは「確認できなかった」としていた。 報告書公表時の会見では、村上浩爾理事長(当時は専務理事)が「(いじめがあったと言うなら)証拠を見せていただきたい」と発言。SNSなどネット上で非難されていた。 歌劇団はパワハラを
京都府立植物園(京都市左京区)の敷地内で30日朝、オオサンショウウオ1匹が見つかり、市に保護された。園の職員は「園内での発見例は聞いたことがない」と驚いている。 オオサンショウウオの在来種は国の特別天然記念物。植物園西側の鴨川にも生息し、中国原産種との交雑が進んでいる。 園によると、午前9時40分ごろ、来園した親子から「オオサンショウウオらしきものがいる」と連絡があった。職員が正門北側の「未来くん広場」の木の根元でじっとする体長約1メートルのオオサンショウウオを見つけ、市文化財保護課が保護した。 園と鴨川との境界には高さ2メートルほどのフェンスがあるが、下部の隙間から侵入したとみられるという。小林正典副園長は「鴨川から土手を登ってここまで来るのかと驚いた。大きさにもびっくり」と話した。 市文化財保護課によると、6~8月は繁殖期で活発になり、「かむ恐れもあるので、陸上で見つけた場合は触らずに
京都大学入試で恒例の折田先生像、今年は「チョッパー」 受験生にエール 2023年2月25日 10:43
京都府宇治市の食品店「MEAT&FRESH TAKAMI」が販売した牛肉による集団食中毒で、肉を食べた90代女性が腸管出血性大腸菌O157で死亡したことを受け、運営会社「ジィーシーエム」(同市)の高見純社長が16日、京都新聞の取材に応じ、同店のほか京都府、兵庫県の精肉店全7店舗の営業を自粛したことを明らかにし、「信頼を裏切る結果になり、深くおわびします」と陳謝した。 高見社長によると、死亡した女性が食べたのは、同社が「レアステーキ」と称して1パック70グラム、税抜き640円で販売する人気商品。「生肉を約300度で6分間、スチームコンベンションという装置で加熱処理し、細切りにして販売している」と説明した。 下痢や血便の症状が出た患者が肉を購入した8月下旬、同店で肉の加熱処理を行う従業員が新型コロナウイルスに感染し、「通常は5人のところを2人で処理していた」という。 府山城北保健所は、同店が販
昭和初期に京都帝国大(現京都大)の人類学者が沖縄県今帰仁(なきじん)村にある地元の首長を葬った「百按司(むむじゃな)墓」から研究目的で琉球人遺骨を持ち帰ったとして、首長の子孫や沖縄県出身の大学教授らが、京都大に遺骨の返還を求めた訴訟の第12回口頭弁論が20日、京都地裁(増森珠美裁判長)であり、結審した。判決は4月21日に言い渡される。 訴状や原告側準備書面によると、京都帝大医学部解剖学教室助教授だった金関丈夫氏(1897~1983年)や医学部講師だった三宅宗悦氏(44年戦死)が百按司墓から持ち出した26体の遺骨について、墓を管理する親族らの許可を得ずに盗掘したと主張。先祖の霊魂は骨に宿るとして遺骨そのものが崇拝の対象となっているが、本来あるべき場所にないため、憲法が保障する信仰の自由や民族的、宗教的自己決定権が侵害されたと訴えている。 原告側は最終準備書面で、原告らが遺骨を管理する民法上の
京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の元教授が発表した複数の論文で、データ捏造(ねつぞう)の疑いのあることが7日、関係者への取材で分かった。実験に必要な大学の倫理委員会の審査などを受けていないにもかかわらず、手続きを踏んだと説明する記載もあったという。元教授は「審査手続きに足りない部分はあったかもしれないが、実験データは京大にあるはず。(京大の)調査に疑念がある」などと反論している。 京大は近く研究不正を認定したとする調査結果を公表する。論文の一つは元教授が霊長研に所属していた2019年11月に発表。大麻の合法的成分の効果について約40人を対象に調べた、という内容が記載されていた。 関係者によると、論文発表時に、研究過程を疑問視する情報が寄せられたため、大学側が調査を開始。論文には、京大の倫理委員会の審査を受けたと記載されていたが、調査により、そうした事実は確認できなかった。さらに論文の基と
経典の中の差別語問題 真宗大谷派が謝罪 書き換えられない文言、問われる解決のかたち 2021年9月18日 19:20 真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の僧侶、門徒でつくる議決機関・宗会が、約100年前から差別語であると批判されてきた経典の文言「是旃陀羅(ぜせんだら)」について、改善を誓う決議を全会一致で行った。文言を解説する際、日本で差別を受けてきた人たちに例えてきた歴史についても謝罪した。だが釈迦(しゃか)の言葉である経典は書き換えられず、時代とともに人権意識が変わる中、難しい決断を迫られている。 是旃陀羅は、仏教の経典の一つ「観無量寿経(観経)」にある一節。観無量寿経は浄土真宗などで重要な経典とされてきた。旃陀羅は古代インドの被差別民を指し、同派では江戸から昭和初めごろまで日本の被差別身分に例えて説明されていたとみられる。1922年の全国水平社結成以来、差別を助長すると指摘さ
七夕伝説発祥の地として伝わる滋賀県米原市世継の住民たちが、伝説を裏付ける地区の神社の史料が研究者の著作で偽文書と指摘されたことに対し、「それでも地域に伝わる貴重な史料に変わりない」と、地元の子どもたちへの伝説継承に力を入れている。 世継の七夕伝説は、1987年に旧近江町の調査で蛭子(ひるこ)神社で見つかった古文書「世継神社縁起之事」に基づく。5世紀にこの地で修行した皇子と皇女を世継(蛭子)神社に合祀したことが七夕の由来だと記している。 伝説は89年発行の「近江町史」にも掲載し、自治会も住民交流イベント「七夕の夕べ」を毎年開いてきた。今年も7月に同神社で住民グループ「世継まちづくり委員会」メンバーの北村喜代隆さん(67)が、地域史を学ぶ総合学習の一環で坂田小6年生70人に七夕伝説を語った。男児(11)は「全国で有名な七夕の発祥地なのは誇らしい」と喜んだ。 しかし昨春、江戸時代の農民椿井政隆(
新たに発見された文書「羽柴秀吉備前国児島攻め備」。冒頭の「はまての衆」から5人目に「あさの弥兵衛」、6人目に「千石こん兵衛」らの名前が記されているのが分かる 滋賀県長浜市は26日、長浜城主だった羽柴秀吉が天正10(1582)年3月17日に備前国児島郡常山(つねやま)城(岡山県玉野市)を攻めた際の軍勢の配置「備(そなえ)(陣立)」を記した文書が新たに見つかったと発表した。 実際に行われたか疑問視されていた常山城攻めは、秀吉の後継者として養子に迎えた織田信長の五男・羽柴秀勝の初陣で、文書から秀吉自ら準備した軍事行動だったことが確認された。児島郡の毛利氏制圧が6月の本能寺の変の後、備中から京へ引き返した「中国大返し」、山崎合戦までの一連の戦を優勢に進められた遠因とし、「中国攻めの具体像を知る上で興味深い」という。
23日午前10時40分ごろ、滋賀県高島市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場で訓練中に発射された120ミリ迫撃砲弾1発が敷地境界を越え、西に約1キロ離れた山林に落下した。陸自今津駐屯地(同市今津町)と高島市が発表した。けが人や被害の情報はないという。 「バーン」。雷より大きな爆発音が一帯に轟(とどろ)いた。砲弾は近くの国道の工事現場にいた作業員の頭上を飛び越えて着弾し、破片が木の幹を大きくえぐった。約2年半前には同演習場の砲弾が国道脇に飛び、乗用車が損壊する重大事案が起きた。陸自が強調した再発防止の徹底は何だったのか。住民からは「安全に対する意識が欠けている」と怒りの声が相次いだ。 着弾地点とみられる山林の東側には国道367号が走る。一帯は拡幅工事中で、男性作業員(26)は「雷より大きな爆発音がした。振動も感じ、びっくりした」と恐怖の一瞬を語った。別の男性作業員(62)は「最初は工事現場で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く