米、利上げの公算大=金融政策会合を開始 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は14日、当面の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開始した。雇用や物価が目標に近づいたとして、昨年12月以来となる利上げを決定する公算が大きい。これまで年内3回としてきた利上げペースの加速が示されるかも焦点となる。 協議は2日間にわたり、15日午後(日本時間16日未明)に声明が発表される。 FRBは2015年12月にゼロ金利を解除して以降、年1回のペースで利上げを実施。米経済は堅調に推移しており、イエレン議長らFRB高官は月内利上げに前向きな姿勢を示してきた。 会合ではトランプ政権の財政政策などが米経済に与える影響についても議論。量的緩和で約4兆4000億ドル(約505兆円)に膨らんだ保有資産の圧縮に関する検討も本格化する。(2017/03/14-23:15) 【国際記事一覧へ】 【