2019年6月12日のブックマーク (11件)

  • 同性愛公表のセルビア首相、パートナーが男児出産

    米ニューヨークで開かれた国連総会に出席したセルビアのアナ・ブルナビッチ首相(2018年9月27日撮影)。(c)Angela Weiss / AFP 【2月21日AFP】セルビア首相府は20日、アナ・ブルナビッチ(Ana Brnabic)首相(43)のパートナーの女性が男児を出産したと発表した。ブルナビッチ首相は同性愛者であることを公表しているが、セルビアでは同性婚や同性同士のパートナーシップは法的に認められていない。 首相府によると、在任中に同性パートナーが出産した首相は世界で初。母子ともに健康で、地元メディアによると男児は「イゴール(Igor)」と命名された。 ブルナビッチ氏は2017年に首相に指名され、同性愛者であることを公表している数少ない首脳の一人。しかしセルビアでは同性愛嫌悪の考えが根強く、同氏はLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)をめぐる問題には積

    同性愛公表のセルビア首相、パートナーが男児出産
  • ドゥテルテ比大統領、同性愛が「治った」と発言し物議

    都内の首相官邸で、共同記者会見に臨むフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2019年5月31日撮影)。(c)Kazuhiro NOGI / POOL / AFP 【6月4日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領が先週日を訪問していた際、自分はかつて同性愛者だったものの、美しい女性たちのおかげで「治った」と発言し、フィリピン国内で物議を醸している。 先週来日していたドゥテルテ氏は、在日フィリピン人らを前に演説。同氏に対する高名な批判者であるアントニオ・トリリャネス(Antonio Trillanes)上院議員が同性愛者であることに言及し、「トリリャネスと私は共通点があるものの、私の同性愛は治った」と発言したとみられる。 さらに、元に出会った後、「また男になった」と説明。「美しい女性たちが私を治してくれた」と付け加えた。 同性愛者の権利に対する

    ドゥテルテ比大統領、同性愛が「治った」と発言し物議
  • G・クルーニーさん、ブルネイ系ホテルの利用拒否呼び掛け 不倫石打ち死刑などに抗議

    米俳優のジョージ・クルーニーさん(2018年6月7日撮影、資料写真)。(c)VALERIE MACON / AFP 【3月30日 AFP】米俳優ジョージ・クルーニー(George Clooney)さんが、東南アジアの小国ブルネイが同性間の性行為や不倫に石打ちによる死刑を適用することに抗議し、同国系の九つのホテルを利用しないよう呼び掛けた。これらのホテルは米国、英国、フランス、イタリアにある。 【関連記事】同性愛行為は石打ちで死刑、窃盗は手足切断 ブルネイで新刑法適用へ クルーニーさんは、米芸能サイト「デッドラインハリウッド(Deadline Hollywood)」への寄稿で、「私たちがこの九つのホテルに滞在したり、会合を開いたり、事をしたりするたびに、同性愛者であることや不倫をしたことを理由に石打ちやむち打ちで国民を死刑にするような人々のポケットに直接お金を入れることになる」と書いた。

    G・クルーニーさん、ブルネイ系ホテルの利用拒否呼び掛け 不倫石打ち死刑などに抗議
  • 兵士の同性愛は犯罪、韓国軍に批判 先進国で唯一禁止

    韓国・ソウルで、徴兵期間の体験を語る27歳の男性(2019年3月19日撮影)。(c)Ed JONES / AFP 【5月9日 AFP】韓国軍の将校だったその男性(27)は、生産的で士気が高く模範的と言われていたが、ある秘密を持っていた――同僚の兵士と同性愛の関係にあったのだ。韓国軍の決まりでは同性間性行為は犯罪と見なされており、男性は友人や家族にも自らの性的指向を隠し、恋人とは基地外で非番の時に会うだけだった。 民間人であれば同性間性行為は合法だが、キリスト教福音派の影響が強い保守的な韓国社会で、大部分の同性愛者は他人に気付かれないように暮らしている。 将校だった男性は「懸命に働いてきたが、容疑者になってしまえば何も関係なかった」とAFPに語った。「ただ死にたいと思う日々だった」。男性は、パートナーの携帯電話に残っていた自分のメッセージが軍当局に発見されたため拘束された。 韓国では健康なす

    兵士の同性愛は犯罪、韓国軍に批判 先進国で唯一禁止
  • 兵士の同性愛は犯罪、韓国軍に批判 先進国で唯一禁止

    韓国・ソウルで、徴兵期間の体験を語る27歳の男性(2019年3月19日撮影)。(c)Ed JONES / AFP 【5月9日 AFP】韓国軍の将校だったその男性(27)は、生産的で士気が高く模範的と言われていたが、ある秘密を持っていた――同僚の兵士と同性愛の関係にあったのだ。韓国軍の決まりでは同性間性行為は犯罪と見なされており、男性は友人や家族にも自らの性的指向を隠し、恋人とは基地外で非番の時に会うだけだった。 民間人であれば同性間性行為は合法だが、キリスト教福音派の影響が強い保守的な韓国社会で、大部分の同性愛者は他人に気付かれないように暮らしている。 将校だった男性は「懸命に働いてきたが、容疑者になってしまえば何も関係なかった」とAFPに語った。「ただ死にたいと思う日々だった」。男性は、パートナーの携帯電話に残っていた自分のメッセージが軍当局に発見されたため拘束された。 韓国では健康なす

    兵士の同性愛は犯罪、韓国軍に批判 先進国で唯一禁止
  • 同性愛・不倫に死刑 フランス、ブルネイ新法の撤回要求

    ブルネイの首都バンダルスリブガワンにあるモスク(イスラム礼拝所)の前で写真撮影する新婚カップル(2019年4月1日撮影、資料写真)。(c)AFP 【4月3日 AFP】フランスは2日、東南アジアの小国ブルネイに対し、同性間の性行為や不倫を石打ちによる死刑とする新法を撤回するよう求めた。 【関連記事】G・クルーニーさん、ブルネイ系ホテルの利用拒否呼び掛け 不倫石打ち死刑などに抗議 厳格なシャリア(イスラム法)に基づいた新刑法はブルネイで3日に施行される予定。同法をめぐっては、人権団体や国連(UN)から厳しい批判の声が上がったほか、米俳優ジョージ・クルーニー(George Clooney)さんと英歌手エルトン・ジョン(Elton John)さんが英国とフランス、イタリア、米国にあるブルネイ系高級ホテル9軒のボイコットを呼び掛けていた。 フランス外務省は声明で「人権に関しブルネイが負う国際的義務に

    同性愛・不倫に死刑 フランス、ブルネイ新法の撤回要求
  • 同性愛行為は石打ちで死刑、窃盗は手足切断 ブルネイで新刑法適用へ

    ブルネイ首都バンダルスリブガワンにあるスルターンオマールアリサイフディン‐モスク(2017年10月4日撮影、資料写真)。(c)ROSLAN RAHMAN / AFP 【3月27日 AFP】東南アジアの小国ブルネイで来週から、厳格なシャリア(イスラム法)の下、不倫や同性間の性行為に対して石打ちによる死刑が科せられる。当局が明らかにした。この新刑法は、強い批判を受けて4年間保留にされていたが、ついに適用が開始される見通しとなった。 【関連記事】ブルネイ、イスラム法の刑罰を施行へ 石打ちや手足切断など ボルネオ(Borneo)島に位置し、豊かな天然資源を誇るブルネイは、隣国のマレーシアやインドネシアに比べて、イスラムの教えをより厳格に実践している。この刑法は来月3日から、イスラム教徒に限って適用されるという。 同国では同性愛は既に違法だが、今後は死刑に値する犯罪とみなされる。また窃盗罪を犯した者

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  • 米大使館の掲揚ポールにゲイ・プライド旗は不可、国務省認める

    米ニューヨーク市のストーンウォール・ナショナル・モニュメントで、ゲイ・プライド運動の発端となった「ストーンウォールの反乱」から50年を記念し掲げられた虹色の旗と米国旗(2019年6月4日撮影)。(c)Angela Weiss / AFP 【6月11日 AFP】米国務省は10日、マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官が同性愛者の権利を訴えるゲイ・プライド運動を象徴する虹色の旗を米大使館の掲揚ポールに掲げるのを禁止していたことを認めた。この件は報道されて批判を集めていた。 【関連写真】米ロサンゼルスで「プライド」パレード開催 キリスト教福音主義者であるポンペオ氏は以前、結婚男女間の結び付きだとする自身の考えを明らかにした一方、性的指向にかかわらず全ての職員に敬意を払うとも表明していた。 同省のモーガン・オータガス(Morgan Ortagus)報道官は記者団に対し、「国務長官は大

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  • ケニア高等法院、刑法の反同性愛規定の廃止認めず

    ケニア首都ナイロビで、同性愛を違法とする刑法の規定の廃止を認めない判決が下された後に抱き合うLGBT(性的少数者)支持者ら(2019年5月24日撮影)。(c) TONY KARUMBA / AFP 【5月25日 AFP】ケニアの高等法院は24日、同性間の性交渉を違法とする刑法の規定の廃止を求めてLGBT(性的少数者)活動家らが起こしていた訴えを退けた。人権団体や国連(UN)は同国における平等を大きく後退させると批判している。 同性愛者の人権擁護団体は、インドや台湾のように同性愛に対する法的規制を緩和する世界的な傾向に追随することを願っていた。アフリカの3つの国でも最近、反同性愛法が撤廃されていた。 ケニアの刑法は、「自然の秩序に反する……性行為をした者」に最高で14年の禁錮刑を、男性間のみだらな行為をした者に最高で5年の禁錮刑を科すと定めている。これらの条項は古く、実際に適用されることはま

    ケニア高等法院、刑法の反同性愛規定の廃止認めず
  • ボツワナ、反同性愛法を撤廃 歴史的判決に活動家ら歓喜

    ボツワナの首都ハボローネにある最高裁判所で、虹色の旗を掲げて判決を祝う活動家(2019年6月11日撮影)。(c)Tshekiso Tebalo / AFP 【6月12日 AFP】ボツワナ最高裁判所は11日、同性愛を違法とする刑法の廃止を支持する判断を下した。歴史的判決を受け、同性愛者の権利活動家らの間には喜びが広がった。 同国では1965年制定の刑法で、同性愛に最高で禁錮7年が科されている。マイケル・エルブル(Michael Elburu)判事は、「ビクトリア時代の規定」を「破棄」する時が来たと宣言し、同法の修正を命じた。 同判事は活動家らで埋められた法廷で、現行法によって少数派の国民が抑圧を受けてきたと指摘。「差別行為は決して理にかなったものではない」と述べた。 判決が言い渡されると、法廷内では歓声が上がり、活動家がキスや拍手をしたり、同性愛者の権利擁護運動を象徴する虹色の旗を振ったりし

    ボツワナ、反同性愛法を撤廃 歴史的判決に活動家ら歓喜
  • 男でも女でもない「中性」容認の波紋

    同性愛者の結婚や性同一性障害者の性別変更などさまざまな権利を勝ち取ってきた性的マイノリティーの戦いに、また新たな一ページが記された。3月中旬、シドニー在住の48歳の人物が、男性でも女性でもない「中性」であると公式に認められたのだ。 イギリス生まれのノリー・メイ=ウィルビーは男の子として育ったが、28歳で性転換手術を受けて女性に。それでも、「女として扱われるほうがましだけど、女性という分類もしっくりこない」と感じたメイ=ウィルビーは、胸を大きくするホルモン剤の投与を中止し、「中性」として生きることを選択。イギリス当局に出生証明書の性別表記の変更を求めてていた。 身体的特徴を精査しても「男女のどちらにも分類できない」という医師の判断が1月に出たことが後押しとなって、当局は出生証明書の変更を容認。これを受けて、メイ=ウェルビーが住むオーストラリア・ニューサウスウェールズ州当局は、メイ=ウェルビー