全国各地で「郷土の偉人」と呼ばれる歴史上の人物の取材・調査・執筆を行うグループ。郷土の偉人ゆかりの生誕地、記念館、史蹟、墓所などをたどり、その志を次世代へ引き継ぐことを目的に活動する。幕末維新期以外の情報についてはブログ『偉人録』を参照。 歴史に学ぶ 父と呼ばれた日本人―近代日本を創った801人 近代国家形成という激動の時代に、各分野において先駆的役割を果たし、「父」なる称号を得た偉人たち。彼らが「父」と呼ばれる理由は、その功績だけではありません。出生地や出身学校、生活基盤を置いた地域、あるいは教鞭を執ったり研究を行ったりした機関などでかかわった人々が、彼らの「偉業と志を後世の人々に語り継がなければならない」という強烈な思いから、その功績を称えてきたことが大きいのです。本連載では、「父」と呼ばれた偉人の功績をたどりつつ、「父」なる称号の持つ意味について考えたいと思います。 バックナンバー一