標準化団体のThe Khronos Groupは11月18日、異機種混在環境における並列プログラミングのための規格「OpenCL 2.0」を公開した。翌日には、コンピュータビジョン向けライブラリ「OpenVX 1.0」の暫定仕様も公開している。 OpenCLは並列プログラミングのための仕様を定めた規格で、マルチコアCPU、GPU、Cellアーキテクチャプロセッサ、DSPなどが混在する環境でのリソースを一元的に扱うためのAPIとプログラミング言語を定めている。さまざまなプラットフォームに対応し、高性能サーバーからモバイル端末まで幅広い分野での応用を想定している。 OpenCL 2.0は7月の暫定仕様公開を経ての完成となった。主要な新機能としては、ツリーやリンク付きリストといった複雑かつポインタを含むデータを異なるデバイス間で共有するための共有仮想メモリや、繰り返し実行される処理をより効率的に
Lavabit事件 Lavabitという名前をみなさんご存知だろうか。NSAの監視活動について内部リークを行った Edward Snowden氏が利用していたメールサービスとして今年の夏に一躍有名になったところだ。Snowden氏は香港に滞在して複数のジャーナリストにNSAの内部情報を提供したあと、現在はロシアに一時亡命しているが、亡命が認められる前にモスクワ空港にしばらく滞在していたことがある。7月12日に空港内でプレスカンファレンスを行ったのだが、その時複数の人権団体に送った招待状が “edsnowden@lavabit.com” というメールアドレスからだった。この事が報道されると、「あの」Snowden氏が使っているメールサービスということで、利用希望者が殺到したらしい。(それまで新規登録は 200人/日だったのが、4,000人/日と20倍になった。) しかしそんな表の騒動の影で、
セキュリティ認証が比較的脆弱な1024ビットの暗号化によって保護されていたGoogleのウェブサイトがお目見えすることは、今後二度となさそうだ。 インターネット大手Googleは、自社の認証すべてに2048ビットのRSA暗号化キー、またはそれより優れた技術を用いて安全性を確保しようとしてきた。同社セキュリティエンジニアのDan Dulay氏が米国時間11月18日にブログ投稿で述べた。認証とは、ウェブサーバとウェブブラウザとの間で暗号化された通信を設定するために使われる機能だ。 つまり、これは2つのことを意味している。まず、Googleでは今後、1024ビットキーが使用されることはないため、トラフィックの復号化がより困難になる。次に、1024ビットキーの採用を止めることは、こうしたキーが信頼性が低いものであると宣言することで、コンピューティング業界全体で同技術を廃止させることが可能になるとい
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』という小説が話題になっているのをご存じだろうか。映画版キャストをめぐる騒動も相まって人気が高まり、類似の小説も多数登場。それらは主婦層にファンが多かったため、海外では「マミー・ポルノ」という総称で呼ばれている。この分野が生まれた独特の背景と、日本での評判、そして今後の展開について、「マミー・ポルノ」小説の翻訳本を多く出版している早川書房と集英社クリエイティブに話を聞いた。 映画化騒動を巻き起こした官能小説とは? 昨年から、ある1冊の本の映画化をめぐり、騒動が巻き起こっている。その本の名は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。英米で「主婦が書いた官能小説」として話題になり、たった5カ月で、全世界で6300万部を売り上げた作品だ。日本でも情報番組などでずいぶん取り上げられたので、タイトルを聞いたことがある人は多いかもしれない。 たった5カ月の間に、3部作
Googleアカウントにクレジットカードをひも付け、Androidなどから簡単にいろいろな支払ができるようになる「Googleウォレット」から、新しくデビットカード「Google Wallet Card」がリリースされました。通常のデビットカードが銀行口座から即座に引き落とすのと同様に、Googleウォレットの残高から即座に引き落として支払が行えるようになる、というものです。 Receive money with Google Wallet. Spend instantly with the Google Wallet Card. http://googlecommerce.blogspot.jp/2013/11/receive-money-with-google-wallet-spend.html Googleによると、「Google Wallet Card」は、Google ウォレット
MOONGIFTはオープンソース・ソフトウェアを紹介するブログです。2021年07月16日で更新停止しました WindowsやLinuxがWebブラウザ上で動作しますよ! 最近JavaScriptを使って既存のOSをエミュレートする試みが増えてます。既に10年くらい前のPCよりJavaScriptのが速いのではないでしょうか。何でもJavaScriptという環境がどんどん整いつつあります。 今回紹介するのはOSのエミュレートではなく、CPUエミュレータになります。x86の命令をnode/JavaScriptでエミュレートし、昔のOSをWebブラウザ上で実行しています。 Virtual x86では任意のCD、フリッピー、ハードディスクイメージが利用できます。QEMUをWebブラウザで実行しているイメージに近いと言えます。全ての機能が使える訳ではないようですが、x86の殆どの機能が使えるようで
はじめに 以前のエントリでSSLに対する新しい攻撃手法「BEAST」を紹介しましたが、今回はBEASTをさらに発展させた「CRIME」という攻撃について簡単に紹介したいと思います。一次情報源としてこちらのスライド(英語)が閲覧できますので、時間がある方はぜひ目を通してみてください。 CRIMEの意味 CRIMEは "Compression Ratio Info-Leak Made Easy" あるいは "Compression Ratio Info-Leak Mass Exploitation" の頭文字で、SSLやSPDY(あるいはHTTPボディ部のgzip圧縮)で使われる圧縮アルゴリズムに注目した攻撃手法です。あまり知られていませんがSSLには圧縮機能が存在しており、サーバ側・クライアント側双方が圧縮機能をONにしている場合に、データが圧縮されます。 BEASTとの関係 CRIMEはB
以下のブログ記事が面白かった。勉強会に出ないと不幸になるのか。読んで考えたこと。 2013-11-17 ちなみに勉強したから偉いとか、勉強会に参加することが良い事だとも別に思っていない。 忙しい人は勉強をしている? 以前に参加した勉強会でこんな話をしたことを思い出した。 本当に「忙しいから学習しない」のか? 実際には忙しい人ほど勉強会などに参加しているのでは? 忙しい人は、実際には業務をこなしている 『忙しいから勉強するのだ』 この発想ができない人が、いる。 Devlove HangarFlight -BlizzardSailing- に参加して社内内弁慶について話した - 勘と経験と読経 ところで「忙しい」というのはどんな状態のことを言うのだろう。 という形だといまいちしっくりこない。 こんな状態だろうか。 結局は能力が高いか低いか、なのかもしれない。 基本的には「どうやって左から右にシ
◆艦これ 決戦!鉄底海峡E-5「サーモン海域最深部」クリア出来ませんでした!! 艦隊これくしょんのイベント海域が「運ゲー」と呼ばれたことについて遅ればせながら私的感想を。 艦これの期間限定イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」が敵の攻撃を回避できるかに大きく依存しなおかつ10時間を超える長時間プレイを強いられることに批判が集まり、課金しても状況を劇的に改善できるわけではないので結局は「運ゲー」なんじゃないかという話が先日フランさんやかーずSPのかーずさんなどから出ていた。 艦これは運ゲーなのかフランさんの構成を見てみると、キラキラMAXもやってて私がクリアした時の構成よりはちゃんと組んでるので確かに運は悪かったと思うが、ハイパーズは一番下に固める、支援艦隊は戦艦4が堅い、などまだやれることがあったのではないかと。例えば初代アイドルマスターのオーディションでも万に一回くらいはCPUに結託されて
■■序論 徳丸さんのスライド「いまさら聞けないパスワードの取り扱い方」に見られるように、昨今、ウェブアプリケーションの設計要件として、サーバ内に侵入された場合でもユーザーのパスワードをできるだけ保護すべきという論調が見受けられるようになってきました。 上掲のスライドでは、その手法としてソルトつきハッシュ化を勧めています。しかしながらスライドに書かれているとおり、ソルトつきハッシュには、複雑なパスワードの解読は困難になるものの、単純なパスワードを設定してしまっているユーザーのパスワードについては十分な保護を提供できないという問題があります。そして、多くのユーザーは適切なパスワード運用ができない、というのが悲しい現実です。 ソルトつきハッシュを使った手法でこのような問題が残るのは、ウェブアプリケーションサーバに侵入した攻撃者がユーザーの認証情報をダウンロードして、認証情報をオフライン攻撃するこ
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