当初は検索サイトのイメージが強かったGoogleだが、今ではAI(人工知能)分野などにいち早く進出し、世界のトップ企業の1つとなっている。元Googleの人事担当であり、『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』(SBクリエイティブ)の著者で日本在住16年のピョートル・フェリークス・グジバチ氏に、日本企業の働き方について話を聞いた。 Googleという企業に、みなさんはどのようなイメージを持っていますか?検索、最先端の企業、福利厚生がしっかりしている……などでしょうか。 そのどれもが正解ではあるのですが、実際にGoogleの中で仕事をしていて印象的だったのは、Googleでは、世界より一歩でも速く進んで成果を出さなければいけないという強い使命感です。 常に「今の10倍の成果を上げよう」「そのためには何をすればいいのか」「世界でより速く動くにはどうしたらよいか」と考えているので