カプチーノとクロワッサンがあれば、おいしい朝食になる。しかも無料だとしたら、なおさらそうだろう。しかし、個人情報やプライバシーを犠牲にするだけの価値はあるだろうか。 消費者向けのウイルス対策や仮想プライベートネットワーク(VPN)といったデータプライバシー製品を提供するSurfsharkは、その問いに対する答えを確認したくなった。そこで、同社は米国時間5月30日朝、ニューヨーク市にある高級カフェを借りた。時折困惑した表情を浮かべながら入店した客たちは、現金やクレジットカードで支払う代わりに、個人情報の一部を提供するよう求められた。 カプチーノやラテの代金はメールアドレスで、エキゾチックなシングルオリジンのハンドドリップコーヒーの場合は住所が求められた。アボカドトーストやキヌアサラダなどのフードメニューの代金は、クレジットカードのセキュリティコードだ。それらの情報はカードに書かれ、レジ係に渡
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