約1%の人は、生まれつき歯の数が足りない「先天性無歯症」を患っています。 大阪市北区の医学研究所北野病院に所属する高橋 克(たかはし かつ)氏ら研究チームは、そのような先天性無歯症の患者を救う「歯生え薬」を開発しました。 そして2024年5月3日付の北野病院の『プレスリリース』では、2024年9月から歯が数本程度欠損している人間に対して治験を開始すると報告しています。 先天性無歯症患者向けの「歯生え薬」の研究は、2030年の実用化に向けて進んでいるのです。 そして将来的には、これらの研究が、先天性無歯症だけでなく、永久歯の次の「第3生歯」を再生させることに繋がるかもしれません。 先天性無歯症に対する歯の再生治療薬(通称名「歯生え薬」)の医師主導治験を開始 https://www.kitano-hp.or.jp/info/20240503 World-first tooth-regrowin