【スペイン2日発】日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)を巻き込んだスペインリーグの八百長疑惑が新展開を迎えている。 問題となっているのは2011年5月のレバンテ―サラゴサ戦。サラゴサはこの試合に1部残留がかかっていたため、レバンテ側に賄賂を贈った疑惑が持たれている。 「エル・ムンド」紙(電子版)によれば、当時サラゴサに在籍したMFガビ(31=アトレチコ・マドリード)が2日朝、反汚職防止検察機関の事情聴取に応じ、金銭のやりとりがあったことを認めたという。 ガビは「アガピト(イグレシアス=当時のサラゴサ会長)に頼まれたことをやった」と話し、サラゴサから8万5000ユーロ(約1160万円)の振り込みがあったことを明かした。お金は同日にアガピト会長に返却したというが「そのお金がレバンテの選手に届けられたかはわからないし、どうなったのかも知らない」と答えたという。 問題の試合はサラゴサが2―1で