日産自動車が製造した「セレナ」など乗用車6車種で、エンジンルーム内の基板がショートし火災が発生しているなどとして、合わせて31万台余りのリコールを国に届け出ました。 製造期間は車種によって異なりますが、平成22年2月から平成26年9月までです。これらの車では、エンジンルーム内にある電気系統の基板が施工不良のためショートするおそれがあるということで、ことし8月までに走行中の火災などが全国で10件報告されているということです。 日産などは、15日から全国の販売店で無料で部品の交換に応じることにしています。 日産は、これとは別に車の出荷前の検査で不正を繰り返していた問題で合わせておよそ120万台に上るリコールを国に届け出て、順次、対応を進めています。 今回のリコールを受けて、日産は「遅れなどが出ないよう早期に対応を進めるが、販売店や整備工場によって人員の数などが異なるので、持ち込む前に連絡をいた