緊急事態宣言が今月31日まで延長されることが決まる中、飲食業や小売業では経営の先行きが不透明だとして閉店を検討する経営者も出てきています。こうした閉店にかかる費用を少しでも抑えようと、経営者を支援するサービスに関心が集まっています。 都内でメロンパンの販売店や語学教室の事業を手がける角田豊さんは新型コロナウイルスによる外出自粛などの影響で今後の経営の見通しを立てられずにいます。 このうちメロンパンの店は一時的に売り上げが伸びたものの、今後、こうした状況が続くとは思えず、2つある店舗のうち1店の閉店を検討しています。 角田さんは「店舗から退去するまでの間の賃貸料がかかり、元どおりにするのにも60万円ほどかかるので大きな負担です。都が外出自粛を呼びかけた段階で、年内は同じような体制で事業を続けるのは無理だと判断し、見直す必要があると思いました」と話していました。 こうした閉店に関する相談に乗っ