中国政府は、国内のネット通販最大手「アリババグループ」に対して独占禁止法に違反したとして日本円でおよそ3000億円の罰金を科したと発表しました。中国政府が影響力を増す巨大IT企業への締めつけを強化している一環と見られます。 中国の国家市場監督管理総局は10日、ネット通販最大手アリババグループに対して独占禁止法に違反したとして、182億人民元余り、日本円でおよそ3000億円の罰金を科したと発表しました。 独占禁止法違反への罰金としては過去最高額とみられます。 去年12月から調査を行った結果、アリババグループが独占的な立場を利用して、ネット通販に出店する企業に対しほかの通販サイトに出店しないようさせたことが確認されたとしています。 こうした行為はネット通販市場の競争を制限するとして、罰金とともに今後3年間、改善状況を当局に報告することを義務づけています。 これに対し、アリババグループは「処罰を
![中国政府 アリババグループに3000億円の罰金 独禁法違反で | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/896328dfcf522edccbfd959083e9a66d235469d3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20210410%2FK10012967011_2104101513_2104101515_01_03.jpg)