この一週間は、2つの「疑義」に揺れた一週間でした。 一つは、理化学研究所上級研究員の石井俊輔博士の疑義、そしてもう1つは、京都大学の山中伸弥教授の疑義でした。 石井俊輔氏が責任著者となっている論文に関する疑義を頂きました(片瀬久美子氏のサイト) 2000年にThe EMBO Journalに掲載された論文について(京都大学iPS細胞研究所) 山中伸弥氏の論文画像類似事案(捏造指摘ではない) この2つの疑義に、科学コミュニティは戸惑っているように見えました。これらの疑義を小保方博士の件と比較されてはたまらない、小保方博士の疑惑とはぜんぜん違う、こんな「些細なこと」で騒がれたらたまったものじゃない…というような戸惑いです。 山中教授にいたっては、報道も及び腰のような印象を受けました。ノーベル賞を受賞した日本の宝である山中教授を批判したくないのでしょうか。 それは私とて同じです。山中教授は私が卒