【千歳】新千歳空港で17日に制限区域内の店舗ではさみ1本がなくなり、保安検査場が一時閉鎖された問題で、北海道エアポート(HAP、千歳)は19日、はさみが同じ店舗内で18日に見つかっていたことを発表した。 HAPによると、店舗の従業員が18日、店舗内を再点検した際にはさみを発見した。ただ、詳しい状況については、「保安上の理由から明らかにできない」としている。...
札幌医科大が総合医療メーカーのニプロ(大阪)と共同で開発した、世界初の脊髄損傷の再生医療治療薬「ステミラック」が2018年末に国の製造販売の承認を得てから5年がたった。この間、投与を行う施設は全国に広がり、約150人が保険診療で治療を受けた。かつて脊髄損傷の治療は手術やリハビリ以外に選択肢がなかったが、北海道・札幌で生まれた画期的な治療薬の登場で、傷ついた神経そのものを再生させることが可能になった。寝たきりや手足がまひした患者が、起き上がったり手足が動くようになり、日常生活を取り戻している。(報道センター 岩本進) 「幸せ、最高です」。23年12月7日、福嶌友架(ふくしま・ゆうか)さん(21)=山口市=が札医大病院の玄関前で満面に笑みを浮かべた。半年近い治療とリハビリを終え、退院を迎えた。2本の足で一歩ずつ前へと踏み出した。
アイヌ民族としてロシアで初の認定を求めるカムチャツカ地方の団体「アイヌ」のアレクセイ・ナカムラ代表(43)が北海道新聞のインタビューに応え、「両親が話していたアイヌ語と、民族の伝統を取り戻したい」と述べた。同氏が日本の報道機関の取材に応じるのは初めて。民族としての復権を求める背景に、日本と旧ソ連・ロシアの間で翻弄(ほんろう)されてきた歴史があった。(ペトロパブロフスクカムチャツキーで津野慶) 「母はいつも言っていた。私たちはアイヌ民族だよ、と」 ナカムラさんはサハリンのトマリ(泊居)出身。父ケイゾウさん(1978年没)はカムチャツカ生まれのアイヌ民族、母タマーラさん(96年没)はサハリンでアイヌ民族の父とロシア人の母の下に生まれた、という。 ケイゾウさんの生前、ナカムラさん一家はアイヌ語で会話していた。「アットゥシ(服)」「トマリ(湾)」などの単語をナカムラさんも覚えている。母タマーラさん
新型コロナウイルス対応などを巡り、自民党の二階俊博幹事長への逆風が強まっている。多人数のステーキ会食を主催し菅義偉首相を招いたことや、運輸族有力者として観光支援事業「Go To トラベル」継続を最後まで主張したことが反発を呼んだ。吉川貴盛元農水相の現金受領疑惑など自派閥の不祥事も相次ぐ。もともと他派閥との選挙区競合で党内の不満は蓄積しており、二階氏の求心力が急落する可能性もある。 「飯を食うのが何で悪い」。二階氏は会食批判に、こう漏らした。14日夜、二階氏と首相、俳優の杉良太郎氏ら8人が集まって都内のステーキ店で会食。政府が少人数の会食を呼び掛ける中で批判が広がり、首相が陳謝する事態となった。 党幹部は「たまたま行ったら大人数の場合もある。主催者の配慮が必要だ」と首相を擁護。だが、二階氏は記者会見で「マスクを取らなきゃ食事できない」などと政府の勧めるマスク会食でなかったことも示唆し、波紋を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く