自民党と立憲民主党の両国会対策委員長が7日午前、国会内で会談し、衆院予算委員長のポストを立憲が持つことで合意した。予算委員長を野党が握ることは異例で、衆院選で与党が過半数割れとなったことで与党は大幅…
衆院の委員長ポスト配分(計25人前後)を巡り、自民党が立憲民主党に対し、四つのポスト配分案を提示したことが6日判明した。衆院選前と同じポストで、立憲側は「衆院選での与党過半数割れや野党議席増が反映されていない」と反発。他の野党も自民案を拒否し、11日召集の特別国会を前に与野党の駆け引きが激化してきた。 野党関係者が明らかにした。議院運営の実務を担う自民の村井英樹氏が6日、立憲の青柳陽一郎氏と国会内で会談し、17ある常任委員長ポストのうち決算行政監視委と懲罰委の二つを、前国会では8あった特別委員長ポストのうち沖縄北方委と拉致委の二つを立憲に配分する案を提示したという。 これら4ポストは、種類、数とも衆院解散前と全く同じ。立憲は衆院選で議席を公示前の98から148へと約5割増やしたことを背景に、ポスト増に加え議院運営委や予算委などの重要ポストの配分を求めていたが「ゼロ回答」で、自民案をその場で
ジャーナリストの鈴木エイト氏が入手した世界平和統一家庭連合(旧統一教会。以下、統一教会)の衝撃的な内部資料が自民党陣営を揺るがしている。 統一教会のフロント組織「世界平和連合(FWP)」の中部地区常任講師のS氏が作成した33ページにわたる内部文書『激動の2021年「政治決戦 総選挙と日本の行方」』は、前回2021年衆院選での自民党候補者に対する統一教会の“強力な選挙支援”の実態を浮き彫りにした。 旧統一教会の“強力な選挙支援”の実態を浮き彫りにした内部資料 「文藝春秋 電子版」が10月23日に報じた鈴木エイト氏の論稿「全公開『極秘 旧統一教会内部資料』33ページ 2021年衆院選、旧統一教会に支援された自民候補者実名リスト」では、婦人部や青年部、壮年部までが時間制で電話掛けやビラ撒きを行う“総力戦体制”や、愛知県から新潟県に至る「中部地区」候補者の“格付け表”、さらには、自民党議員と統一教
自民党は24日、派閥裏金問題で非公認にした候補者側へ2千万円の活動費を支出した報道を受けて、公認候補や陣営に向けた内部文書を出した。「非公認となった支部長が自身の選挙運動に使うことはできない」などと…
自民党派閥の裏金事件で非公認となった候補が代表の党支部にも党本部から総選挙公示直後に政党助成金2000万円が振り込まれていたことが22日、本紙の取材でわかりました。裏金づくりという組織的犯罪に無反省な自民党の姿が浮き彫りとなっています。 政党助成金は国民の税金が原資です。本紙は、自民党の森山裕幹事長から支部会計責任者あての「支部政党交付金支給通知書」(9日付)を入手。ここには、「衆議院総選挙の公認料及び活動費として、支部政党交付金を支給します」とありました。 支給額は計2000万円。内訳は「公認料」が500万円、「活動費」が1500万円となっています。 裏金づくりで自民党非公認となりながら、党支部長のままの候補者が8人います。本紙は8人が代表の政党支部に取材。ある支部の会計責任者は「他の支部のことはわからないが、党本部から党勢拡大のための活動費ということで2000万円が振り込まれた」と認め
10月21日、松江市で衆議院島根1区に立候補している高階(たかがい)恵美子候補の個人演説会に石破茂夫人の石破佳子さんが応援に駆け付けました。この日は、石破内閣の官房副長官を務めている青木一彦参議院議員の夫人である青木珠江さんも同席し、「青木によると、高階恵美子候補は参議院平成22年当選の同期で、厚生行政に明るい実力者とのことです」と挨拶しました。講演で、石破佳子さんは「石破が第102代の内閣総理大臣に就任したことは島根県の皆さんのご支援によるもの」とし、「石破は竹下登先生が提唱されたふるさと創生を地方の活力を引き出す政策だとして引き継ぐとしており、日本創生のフレーズはその表れ」、「島根1区に立候補している高階候補は、医療・福祉のスペシャリストで、石破政権の社会制度改革にはなくてはならない人」などと述べ、「石破を支えるためにも、是非、高階候補に議席を奪還していただきたい」と結びました。続きを
自民党の高市前経済安全保障担当大臣は17日、秋の例大祭が行われている東京 九段の靖国神社に参拝しました。一方、超党派の議員連盟は衆議院選挙のあとに集団での参拝を行うことにしています。 靖国神社では17日から3日間、秋の例大祭が行われていて、自民党の高市前経済安全保障担当大臣らは、午前10時半ごろ、靖国神社の本殿に昇殿して参拝しました。 このあと高市氏は記者団に対し「きょうはひとりの日本人として参拝させていただいた」と述べました。 高市氏は毎年、春と秋の例大祭の期間中や8月15日の「終戦の日」に靖国神社に参拝しています。 一方、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、衆議院選挙のあとに集団での参拝を行う予定で、17日は議員連盟を代表して自民党の佐藤正久参議院議員が1人で参拝しました。 佐藤氏は「国の安寧と亡くなったみ霊に哀悼の誠をささげるという厳粛な気持ちでお参りした。
東京15区から立候補した大空幸星氏(撮影/上田耕司) この記事の写真をすべて見る 10月15日に公示された衆議院総選挙。27日の投開票日まで12日間にわたる選挙戦がスタートしたが、注目選挙区では早くも各陣営が積極的に動き始めた。東京15区(江東区)もそのひとつ。前回の補選では、共産党の支援も得て立憲民主党の酒井菜摘氏が大差をつけて当選したが、今回は混戦になりそうだ。前回2位だった須藤元気氏、3位の金澤結衣氏も再び立候補した上、共産党も独自候補を立てた。台風と目となるのは、前回独自候補を立てられなかった自民党候補。Z世代で知名度のある25歳の大空幸星(こうき)氏が立候補したことで、状況が一変した。候補者たちの動きを追った。 【ズバリ!全選挙区当落予測リストはこちら】 * * * 「選挙スタッフは全員20代で、彼(大空氏)の友人ばかりです。今までの自民党とは違い、しがらみも全くありません」
7日に「自民党山口県連が杉田水脈を比例単独で本部に公認申請」「吉田真次は意思確認がとれておらず見送り」との報道がなされて、山口県内でもとりわけ自民党関係者がざわついている。SNSでは「石破自民党本部に反旗を翻す自民党山口県連」などというトンチンカンな評価までが飛び交い、杉田水脈のコアな岩盤支持層とやらは「さすが自民党山口県連」と盛り上がり、一方で杉田水脈について好ましく思わない方面からは「自民党山口県連はいったい何を考えているのか!」という批判が溢れた。しかし地元では、杉田水脈がどうなろうが誰も関心などなく、むしろ吉田外しへの驚きが広がった。 安倍晋三が急逝してからというもの、山口県の自民党は完全にパワーバランスが変化してしまい、自民党山口県連=柳居俊学(県議会議長)&林芳正コンビが牛耳ったという見立てがもっぱらである。なにか式典があると失礼なきよう下っ端の村岡県知事よりも先に県議会議長に
自民党の岸田前総理大臣は、政治とカネの問題を受けて、党の前総裁として信頼回復に向けた姿勢を示したいとして、今月27日の衆議院選挙で比例代表との重複立候補を辞退することになりました。 今月27日に投開票が行われる衆議院選挙に向けて、自民党は9日、政治資金収支報告書に不記載があった前の議員など合わせて12人を公認しないと発表しました。 また、小選挙区と比例代表との重複立候補について、処分の有無にかかわらず不記載があった30人を超える前の議員を認めないほか、党総裁の石破総理大臣や党四役も見送る方針を決めています。 こうした中、岸田前総理大臣は、一連の問題を受けて、党の前総裁として信頼回復に向けた姿勢を示したいとして、比例代表との重複立候補を辞退する意向を固め、近く、党側に考えを伝えることにしています。 岸田氏は、現職の総理大臣だった3年前の衆議院選挙でも、重複立候補を行わない対応をとっています。
衆院選(15日公示、27日投開票)で、自民党山口県連が党本部に公認申請をしている杉田水脈前衆院議員(57)は9日、公認されなくても、来年の参院選へのくら替え出馬など「あらゆる可能性を検討する」とし、政治活動を続ける考えを明らかにした。【畠山嵩】 政治資金パーティーを巡る裏金事件で、清和政策研究会(安倍派)に所属していた杉田氏は、2018~22年に安倍派から受け取った寄付計1564万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、党役職停止6カ月の処分を受けた。 一方、県連は7日、比例中国ブロック単独候補として杉田氏を党本部に公認申請したと発表した。 杉田氏は、性的少数者やアイヌ民族、在日コリアンに関する発言やブログの記載などが度々、問題視されてきた。 毎日新聞は、裏金事件や政治活動、これまでの言動などについてインタビューを申し込み、9日、杉田氏が応じた。 ――自民党は内規で比例単独での立候補
石破茂首相(自民党総裁)は派閥裏金事件に関係した「裏金議員」を次期衆院選の比例名簿に登載しない決断を通じ、裏金議員に対して小選挙区で勝ち上がってくる「みそぎ」を求めた。自民全体への逆風を和らげようと裏金議員を切り離す狙いとみられるが、事件の渦中にある安倍派議員らは猛反発している。 【関連記事】首相決断、線引きに透ける「打算」 「史上最低の決定だ」 「党を分断する史上最低の決定だ」――。石破首相の決断を受け、安倍派議員らは悲鳴交じりに激しく反発の声を上げた。 「自民党の一致団結なんてもうない。(石破首相は)作られた世論に迎合して仲間を売るリーダーだ」。今回の決定で比例代表との重複立候補が認められないことになった安倍派議員はこうまくし立てた。 重複立候補を認めない案を巡っては、森山裕幹事長が4日、「選挙は当選第一主義だと思うし、政治資金の問題については党として処分も下した」と否定的な見解を示し
衆議院選挙に向けた自民党の政権公約の原案が明らかになりました。 政治とカネの問題を踏まえて「ルールを徹底して守る政党に生まれ変わる」として、党から議員に支給される「政策活動費」の透明性を確保することなどが盛り込まれる見通しです。 自民党の政権公約の原案では、石破総理大臣が総裁選挙で訴えた「5つの守る」をもとにルールや暮らし、それに国民を守るなどとしています。 このうち、政治改革では「ルールを徹底して守る政党に生まれ変わる」として、党から議員に支給される「政策活動費」の透明性を確保することなどが盛り込まれる一方、廃止には言及しない見通しです。 また、政治資金をチェックする第三者機関の設置や、旧「文書通信交通滞在費」、現在の「調査研究広報滞在費」の使いみちの公開や残った分の国庫への返納に取り組むなど、国民目線で不断の改革を進めることを強調する内容で調整しています。 さらに、災害対応力を強化する
自民党総裁選後の両院議員総会で、あいさつを終えた岸田文雄首相(左)と石破茂新総裁=27日午後、東京・永田町の党本部 石破茂元幹事長(67)が当選した自民党総裁選で、高市早苗経済安全保障担当相(63)は1回目の投票でトップだった。高市氏の陣営に支援に入った選挙プランナーの藤川晋之助氏に、高市氏の健闘の理由と決選投票での敗因を聞いた。 ――1回目の投票で高市氏が1位になることは予想していたか 「自分でも驚いている。2位に滑り込むことで決選投票に持ち込もうと、SNSやユーチューブなどで党員票の獲得を目指した。7月の東京都知事選で石丸伸二・前広島県安芸高田市長を支援した若者たちの一部がフル回転した。高市氏のユーチューブチャンネルの総再生回数は300万回以上で、石破氏や小泉進次郎元環境相(43)を圧倒した。ネット戦略は成功した」 ――なぜネット戦略が党員票につながったのか 「今回、自民党は政策パンフ
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