暴かれたアメリカの偽善 ―― 情報漏洩とアメリカのダブルスタンダード 2013年12月10日発売号
世界はにわかに緊迫の季節を迎えている。日本、中国、韓国が囲む東シナ海海域の波はことさら高い。自国の権益拡大に腐心する弱肉強食の「新帝国時代」となった今、日本人と日本国家が生き残るためには何をすべきだろうか。5人の識者に聞いた。今後50年変わらず 尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定した中国。元外務省主任分析官、佐藤優氏は「日本と中国が友好国になることはない」と断言する。「意思、能力の双方において、日本を侵略する可能性がある中国は現実的脅威。日本を敵とするイメージで、近代化による国家統合を図ろうとしている。今後50年は変わらない」 佐藤氏は、中国の弱点に関する戦略的研究の必要性を説く。「天安門前で起きたウイグル人の自爆テロで、国家安全部が習近平(国家主席)から叱責されて動揺しているからだ」 中国当局は自爆した車内に宗教的スローガンが書かれた文書があったと発表した。「ウ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く