洗濯用の洗剤を水に溶けるフィルムでパック型にまとめた製品について、子どもが誤って飲み込む事故が後を絶たないとして、消費者庁などが記者会見を開き、注意を呼びかけました。 こうしたパック型の洗剤を誤って飲み込んだなどという事故の報告は、販売が始まった去年4月からことし1月までの間に、消費者庁におよそ150件寄せられ、このうち70%余りが3歳以下の乳幼児だということです。 主な相談は、子どもが洗剤のパックで遊んでいて飲み込んでしまったとか、子どもがパックを握ったら破裂して洗剤が目に入ったなどというものでした。 このため、国民生活センターが事故の再現実験を行ったところ、洗剤のパックは豆腐が潰れるのと同じぐらいの力で潰れ、液体が漏れ出たほか、水にぬれた手で握る実験では、参加した10人全員が「簡単に割れた」と回答したということです。 このため、消費者庁と国民生活センターは、洗剤は子どもの手の届かないと