今年12月、世紀の大彗星がやってくる。昨年発見された「アイソン彗星」だ。 この彗星は、太陽の近くを周回する普通の彗星に比べ格段に明るく巨大な尾を出現させる。 というのも、誕生以来初めて太陽に近づくフレッシュな彗星で、 しかも太陽のギリギリまで接近するため、膨大なガスを吹き出すので、巨大彗星になるという。 折りしもその時、日本の若田光一飛行士が国際宇宙ステーションに滞在している。 この好機を捉えるため、JAXA宇宙航空研究開発機構とNHKは協力して、 史上初めて超高感度4Kカメラ(ハイビジョンの4倍の画素数を持つカメラ)を、 はるか上空400kmに浮かぶ国際宇宙ステーションへ打ち上げた。 これにより、大気圏外という「彗星観測の特等席」からの巨大彗星の撮影が世界で初めて実現する。
1976年、ウェスト彗星。1986年、ハレー彗星。1996年、百武彗星。1997年、へール・ボップ彗星。そして2013年!パンスターズ彗星が!!! 「彗星を見てこの道を選びました」と多くの天文プロや愛好家に影響を与えてきた彗星に、皆さんが出会う機会がいよいよやってきました。 ロマンと神秘に満ちた彗星の姿を目にするその前に・・・“実はそうではなかった!”というありがちな誤解を解くとともに、彗星の正しい知識を身につけておきましょう。 百武彗星(1996.3.27) 太陽と地球の距離の1/10まで地球に近づいた百武彗星は、見かけ上の尾が90度以上にもなった。頭部は約0等級(こと座のベガと同じぐらい)で、肉眼ではサーチライトが夜空に浮かんでいるような見え方に。(撮影:井川俊彦) 1.パンスターズ彗星は二度と見られない! 惑星が太陽の周りを回っていることと同じように、彗星も円軌道を巡っていて何年か
「地球に近づくハートレイ彗星を捉えよう」キャンペーン 今回は、671件のご報告をいただきました。たくさんのご報告ありがとうございました。 →最終結果はこちらをご覧ください。 また今回のキャンペーンでは、速報として随時みなさまのコメントを掲載していきました。こちらのバックナンバーも、合わせてご参照ください。 →コメントのバックナンバー(速報版)はこちら 11月7日のハートレイ彗星の画像 300mmレンズで撮影(山梨県鳴沢村) (画像をクリックすると拡大表示) →画像集のページはこちら (c) NASA/JPL-Caltech/UMD EPOXIの探査機による11月4日の ハートレイ彗星本体(彗星核)の画像 (画像をクリックすると拡大表示) →探査の項目はこちら 青白くぼんやりと光り、時には長い尾をしたがえて見えることもある彗星(ほうき星)は、昔から不思議な天体として観察されてきました。ハレー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く