住民投票 移住希望が多数 米アラスカ 地球温暖化による海岸浸食が深刻化し、住民生活が脅かされている米アラスカ州シシュマレフ村で、安全な場所への全村移住を問う住民投票が実施され、移住希望者がそのまま住み続けたいと答えた人を上回った。今月、没後20年を迎えた写真家の星野道夫さんが学生時代に訪れて豊かな自然や人々に魅了され、その後アラスカと長く関わる原点となった村が存続の危機にある。 村はベーリング海峡に面した小島にあり、人口約600人。先住民イヌピアットが多く住む。AP通信によると、住民投票は16日に行われ、村の開票速報では、移住が89票で、残留の78票を小差で上回った。民意は示されたものの、近くの本島への移住には100億円以上が必要と試算され、実現には資金を用立てる必要があるという。
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