※10月3日に、国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園事務所 平城分室へ提出しました。 国土交通大臣殿 文化庁長官殿 世界遺産「平城宮跡」で始まった埋立て・舗装工事に抗議する緊急声明 2012年9月25日、平城宮跡中心部の造成工事が、突然始まりました。国土交通省が、国営公園の「第一次朝堂院の広場整備」として行っています。記者発表は20日、新聞の第一報は24日、工事着工が25日と、国民に説明がないままの性急な着工でした。 千年以上にわたって遺物を守ってきた草原と湿地を埋め立て、土とセメントで舗装する計画で、その面積は45,000平米、東京ドーム1つ分にも及びます。 これにより、東西210m×南北260mの区域の動植物の全滅が明白であるばかりでなく、平城宮跡全体として一体化していた生態系が大きく乱されることは必至です。 最大の懸念は、地下水の枯渇による埋蔵文化財の破壊。地下水によって千三
2016年5月13日、米国ナショナル ジオグラフィック協会は2016年のエマージング・エクスプローラー(Emerging Explorer)13人を発表。2015年に「日本のエクスプローラー」として本誌にご登場いただき、現在もWebサイトで「新たなピラミッド像を追って」を連載中のエジプト考古学者、河江肖剰さんが選出されました。 ナショジオ協会のエマージング・エクスプローラー・プログラムは、先進的なビジョンをもった気鋭の研究者や保護活動家などを支援する取り組み。それぞれ賞金1万ドルが贈られ、さらに探査、調査が支援される予定です。 ◆2016年のエマージング・エクスプローラーは以下の通り。 アーシャ・デ・ボス : 海洋生物学者(スリランカ) マーリナ・エリオット : 生物人類学者(カナダ) 高煜芳(Gao Yufang) : 自然保護活動家(中国) パヌト・ハディシスオヨ : 自然保護活動家(
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