August 15, 201113:22 カテゴリ国民性の違いを県民性の違いみたいに話したい 「世界で通用するための英語」でありがちな認識違いのはなし 間違い1 「小学生から英語教育なんて早すぎる。まず国語をきちんと学ぶのが先だろう」 バイリンガルじゃない人が陥りがちな錯覚のひとつに「『英語』は『国語』の仲間だ」というのがある。どちらかといえば「英語」は「体育」の仲間だ。 文法を操る能力や、音素を聞き分け、あるいは発音する能力は、身体能力の範疇にあたる。そう考えれば、なぜ幼少期に他(多)言語に触れることに圧倒的なアドバンテージがあるのか、なぜ学習に「実技」が重要なのか分かると思う。 例えば「国語」でも日本語の活用を習いはするけど、別に国語の授業で五段活用を学習してはじめて動詞が活用できるようになるわけではない。あれは、既に自分が無意識に身につけている言葉の仕組みを系統だてて深く知るための学