電子情報技術産業協会(JEITA)は、2006年の情報端末関連機器の世界・日本市場規模と、2009年までの需要予測を発表した。国内のディスプレイ市場では、液晶への移行が進み、CRT(ブラウン管)モニタは出荷台数で対前年同期比69%減の1万9,000台にまで落ち込み、2007年以降、パソコン市場での需要は事実上なくなる見込みだ。 国内のCRTモニターは2007年以降、事実上需要がなくなる CRTは世界市場でも台数で同28%減の3,185万台で、今後も前年比20-30%減の水準で縮小が続く見通し。2009年には現在の半分ほどの1,597万5,000台と予測している。日本ほど早期に急減はしないものの、2007年以降は、16-17型が存続するだけで、それ以外の大きさの製品はやはり2007年で需要ゼロとの予測だ。日本の場合、組み込み用などとの特殊用途がわずかながら残るとの観測があったが、これも早晩、