TPP=環太平洋パートナーシップ協定に慎重な立場をとる超党派の議員連盟と業界団体などで作る会議が合同で会合を開き、「安倍総理大臣は問題点に答えることなく交渉に入ろうとしている」などとして、「交渉参加に断固反対する」とした声明文を採択しました。 会合には、民主党や生活の党など、超党派の国会議員で作る「TPPを慎重に考える会」と、業界団体などで作る「TPPを考える国民会議」のメンバー、およそ100人が出席しました。 この中で「国民会議」の代表世話人を務める原中勝征前日本医師会会長は「TPPは、2000年に及ぶ日本の文化がたった200年の歴史の国に壊され、お金万能の世の中になるという国の存続に関わる問題だ」と述べました。 そして、会合では、安倍総理大臣が、TPPへの交渉参加をできるだけ早期に決断したいという考えを示していることを踏まえ、「先の日米首脳会談での共同声明は、『最終的な結果は交渉の中で