パレスチナのガザ地区の情勢をめぐって開かれた国連総会の緊急の会合で、即時停戦や民間人の保護などを求める決議が採択され、イスラエルについて「飢餓を戦争の手段として利用している」などと強く非難しました。 国連総会では12日、安全保障理事会で4日、ガザ地区での即時停戦などを求める決議案がアメリカの拒否権で否決されたのを受けて、緊急の特別会合が開かれました。 冒頭でヤン総会議長は「安保理は再び機能不全に陥っている」と批判したうえで「国連総会はガザにおける受け入れがたい破滅的な状況に対処する主導的な役割を求められている。今こそ行動するときだ」と各国に呼びかけました。 そして50の国や地域の連名で ▽ガザ地区での即時かつ無条件での停戦と人質全員の解放 それに ▽民間人の保護などを求める決議案が提案されました。 この中では「飢餓を戦争の手段として利用している」などとイスラエルを強く非難し「人道援助を、必
