トランプ米政権のセッションズ司法長官が、大統領選中にロシア大使と会ったことを議会で説明していなかった問題で、トランプ大統領は2日夜のツイッターで「何も間違ったことは言っていない」と擁護、続投させる意向を明かした。セッションズ氏は、ロシアが大統領選に介入した疑惑の捜査に関与しないことを発表。政権は事態の収拾を図るが、捜査機関を統括するトップの発言に疑念が持たれたことは、政権への大きな打撃となりかねない。 セッションズ氏は1月の上院公聴会で「ロシアとやり取りしていない」と説明した。しかし、米メディアが、同氏が昨年7月と9月、ロシアのキスリャク駐米大使と面会したと報道。野党・民主党が虚偽証言だと批判を強めた。 セッションズ氏は2日の会見で、トランプ氏の選挙陣営の外交アドバイザーとしてではなく、上院議員として面会したと強調。公聴会での質問が「(ロシアと)継続的な情報交換をしたのか」という意味だと受