制服についての「議論」はこれまでも続いてきたことだ。だが、生徒や教員からの声が可視化されたことで、大きなうねりになっている (c)朝日新聞社 AERA 2021年3月15日号より 校則の象徴の一つともいえる「制服」に、大きな変革の波が押し寄せている。多様性に対応した「服の選択制」を──そんな考え方が、形になって表れ始めた。AERA 2021年3月15日号から。 【ブレザーとズボン、スカートのセットが約3万円! 公立中学の制服価格例はこちら】 * * * 都内の私立中高一貫校で生徒会長を務める、高校2年の細井柚季さん(17)が、いま力を入れているのは「制服のジェンダーレス化」だ。原点には、高校1年のときのアメリカ留学がある。細井さんは語る。 「留学した高校には制服も細かい校則もありませんでした。髪を染めたり、お化粧したりしている生徒もいて、なんて自由なんだろうと驚きました。だからといって
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