現在、デジタル一眼の大半はAPS-Cサイズという撮像素子(CCDやCMOS)を持つモデルです。 よく、デジタル一眼レフカメラのカタログ記事で、フォーサーズ機とAPS-Cサイズ機、フルサイズ機を一緒くたに紹介しているのを見ますが、あれでは初心者はどれも同じ「デジタル一眼レフカメラ」と勘違いしてしまうでしょう。 フォーサーズ機は、オリンパスが提唱しているデジタル一眼レフカメラの統一規格ですが、現時点ではオリンパス以外ではパナソニックしか出していません。 一般的な(APS-Cサイズ)一眼レフの撮像素子は、メーカーや機種によって多少のばらつきがありますが、概ね23mm×17mm程度(約390平方mm)です。これはフルサイズ撮像素子(36mm×24mm=864平方mm)の半分弱の面積に相当します。 これに対して、フォーサーズの撮像素子は17.3mm×13.0mm(=224.9平方mm)で、APS-C