新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、間隔を空けてレジを待つ買い物客。政府は対策会合で、スーパーや商店街で混雑時の入場制限を求める提言をまとめた=22日午後、東京都練馬区のスーパー「アキダイ」 新型コロナウイルスの感染拡大防止策を検討する政府の専門家会議(座長・脇田隆字国立感染症研究所長)は22日、早期の感染収束に向け、人と人との接触機会を8割削減するために、不要不急の外出自粛やテレワークを徹底すべきだとの提言を行った。新型ウイルス対策を担当する西村康稔経済再生担当相が会議後に明らかにした。スーパーや商店街では休日などに人出の増加や混雑がみられる実態を踏まえ、入場制限の必要性など具体的な感染防止策にも言及した。 会議は、政府が7日に最初の緊急事態宣言を発令してから2週間が経過したことを受けて開催。先行発令された東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県を中心に外出自粛の効果や感