6月中旬、義父が北アルプス南部の乗鞍岳で遭難しました。 運良く遭難翌日の午前中には発見に至り、両足首骨折、半月板損傷の大けがを負ったものの 命に別状なく助かる事が出来ました。 山を歩く全ての人に遭難は起きるもであると改めて実感した出来事であり、 遭難した本人も大変だけど家族がとても辛い時間を過ごします。 遭難した本人の生還エピソード、遭難の経緯は雑誌などで語られる事は多いけど その家族がとった行動を知る事は殆ど無い気がします。 山に関わる者としてこの経験が今後何かの役に立てばと思い書き残したいと思います。 6月17日 15:30ごろ 妻の携帯に義母から義父が遭難したらしいとの連絡を受ける。 その時僕はミシンを踏みながら妻の話を話半分位で聞いていました、 忙しかったし、乗鞍で遭難なんてちょっと転んだ位にしか考えてなかった。 あのメジャールートだから誰かに助けてもらっているだろうと安易に考えて