日経ビジネスオンラインSpecial 消費税「増税」+ 住宅ローン「減税」で、どうなる?どうする?住宅購入 住宅ローン減税は、消費税が増税される2014年4月1日以降、現行の「年間最大20万円控除(認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅の場合は最大30万円)」から、「年間最大40万円控除(同50万円)」へと増額される。しかも、過去の事例にある「経年減額措置」ではなく、4年間は一定額で継続するとしている。 この新制度は、税負担の増加による影響を抑えることを目的としているため、消費税8%または10%で住宅を購入する場合に適用される。消費税5%で購入する場合は現行の住宅ローン減税が適用されることになる。新制度によって住宅ローン控除拡大のメリットを受けられる人は増えるとする専門家は多いが、実際はどうなのだろう。 増税後でも負担減になる場合も 年収700万円(ケースA)と1000万円(ケースB)の40歳