ところが、マイクロソフトはこの確認のダイアログを表示せずに、自動的にWindows Update/自動更新でIE9がインストールされるようにする予定があることを発表した。日本での開始時期は未公表だが、各国・各地域にて2012年から順次始めるとのことだ(詳細は関連記事を参照)。これにより、いつものように毎月のセキュリティ・パッチを適用したら、いつの間にかIE9がインストールされていたという事態が予想される。IE9での検証が終わっていないWebアプリケーションなどを使っている環境では、避けなくてはならない事態だろう。 そこでマイクロソフトは、Windows Update/自動更新によるIE9の自動インストールを回避したい場合は、以前から提供されていた次のソフトウェア・ツールを使って、あらかじめ自動インストールをブロック(無効化)しておくことを推奨している。このツールでいったん無効化の設定をする