ここでは、与えられた任意の数の引数の合計値を求めるメソッドsumを定義して使っています。可変長引数を取る場合、引数の前に「*(アスタリスク)」を付けます。コードの2行目の実行結果が示しているように、メソッドの中では、アスタリスクを付けた引数が配列として扱われます。3行目は少しトリッキーな書き方ですが、配列の内容をたたみ込むinjectメソッドを使って、各要素に対して「+メソッド」を適用し、合計値を求めています。 キーワード引数(Ruby 2.0/2.1の新機能) 引数の数が多くなってくると、その順番を覚えるのが大変です。そのため、メソッドを作る側としても使う側としても、メンテナンスのための手間が増えてしまいます。そこで、キーワード引数を使うことで、使いやすくメンテナンスしやすいメソッドを用意できます。 1.9では、ハッシュを使ってキーワード引数のようなことを実現していました。その後、本当の
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