朝を制するひとは、一日を制します。でも朝からフルパワーを出すには、前の日から準備が必要です。 Lifehacker の記事経由で目にしたブログ Early to rise (その名の通り、早起きブログ)の記事で、朝すっきりと目覚めて活動を始めるための 10-3-2-1-0 ルールというものが紹介されていました。 それは、就寝の10時間前にはカフェインの摂取を控え、3時間前には食事やアルコールを控え、2時間前には仕事に関係するアクティビティをやめ、1時間前には液晶画面をみるようなアクティビティをやめる、というものです。そうすると、目覚めて 0 時間で活動できる、という意味で 10-3-2-1-0 ルールと名前がついています。 おお、厳しい。それぞれに理由があるのはわかるますが、そんなに時間があるなら最初から苦労しないよ!という気もしますので、少し考えてみました。 それぞれのルールの意味 元記
言い訳じみて聞こえるかもしれませんが、たしかにこれはある気がします。 Telegraph 紙の記事によれば、すばやく思考したり、アイデアを生み出すことのできる、より頭の回転の早い人はその回転ゆえに自分で対応すべきストレスを増やしてしまい、結果的に仕事に集中できないという研究結果が報告されています。 Intelligent people are more easily distracted at work, study claims | the Telegraph 頭がいいから仕事に集中できないというのは嘘のように聞こえますが、さまざまなことに気づいて、発想して、問題点をみつけてゆく思考能力は、タスクを処理する思考とはねじれの関係にあります。 Telegraph紙の該当箇所から。 より器用なひとはどのアイデアから始めればよいのか優先順位をつけるのが苦手で、結果的にその混乱のなかで生じた仕事の
目を見張る新しいアプリを使うのも楽しいですが、毎日の地味な仕事の生産性は毎日使う定番アプリの使い心地で決まっているといっていいでしょう。 そして、定番アプリだからこそ長く使っているとクセがたまったり、ゴミデータがたまってきて使いにくくなっていることもよくあります。 以下に紹介するのは2016年初頭の現在、私が毎日繰り返しつかっているOS X上のアプリ7種類と、それぞれについて少しだけ使い心地をよくする、いわば「脱皮」のポイントについてまとめています。多くの方にはご存知のものがほとんどでしょうけれども、そのメンテも含めてチェックしてみてください。 1. Evernote Evernoteはウェブページであれ、名刺であれ、ファイルであれ、面倒なデータをただ放り込むだけで保存し、同期し、ある程度整理してくれる理想のワークスペースです。 しかしいろいろとものを放り込んでいるうちに、仕事と遊びのデー
昨日の記事で、一年の目標が進んでいるかどうかを判断するために、個人でも企業がつくるようなKPI的な指標をもつことについて書きました。 たとえば本を書きたいという目標をもっているひとが、1月には一章を書くといった具合に目標を小さくブレイクダウンすることはよくやると思います。そうした中・小目標に向かって毎日どのようなアクションが継続していれば実現が見込めるか、それを指標化するわけです。 ここで大事なのは「毎日1000字完成原稿を作る」というアクションだと、なかなかうまくいかない点です。なにをもって完成なのかは、書き上がってみないとわからないことが多いからです。 体重に置き換えてみるとわかりやすくなりますが、これは一年後に10kg痩せたいので毎日10000g / 365 = 27.4g の減量を継続しよう!と誓うようなもので、いや、そういうふうには減らないんだよとという笑い話に落ち着きます。でも
あけましておめでとうございます。Lifehacking.jp の堀(@mehori)です。本年もこのブログは人生をゆるやかに変える小さな週間や話題について地味をモットーにご提供できればと思っています。 新年にさまざまな目標を掲げて、新しい一年に臨んでいる人は多いと思います。目標を立てるだけではなく、それを実現するために中目標・小目標へとブレイクダウンして、すぐにとることができるアクションを考えるということも、仕事術の定番として定着していると思います。 でもそれに対してあまり注目されないのが、どのように行動していたら自分は前進しているのか? という確信を得るための手段です。今年は小説を書くぞ、と決めたとして、その目標に向かうための小目標が1月中に1章を書くことだったとして、どのような行動を毎日とっているなら、その目標に近づいているのか? という視点です。 これは特に目標が漠然としていたり、目
「忙しすぎて、◯◯ができない」でも、本当に? Basecampの開発者のブログ、Signal v. Noiseでジェイソン・フリードさんが、時間がないことと、アテンション、つまりは注意力・関心がないこととの違いについて記事にしています。 ここで注意したいのは、attentionを「注意力」「関心」と理解してしまって、注意が足りないから、関心がないからととらえてしまうと誤解に導かれる点です。 Attentionにはそうした意味もありますが、ここで問題になっているのは、時間ならあるのに、それを割り当てるための気持ちのリソースが足りないことを指しています。そういう意味では精神力が足りない、あるいはロールプレイングゲーム的な表現を使うなら、「MPが足りない」といってもいいでしょう。 時間はあるのに、手を付けられない ジェイソンさんが直面したのは、ありふれた、どこにでもある状況です。ある日、彼のため
日々の記録にはモレスキン、仕事中の書き付けには情報カード、そしてタスクなどを書き留めるのにはロディア。 このように作業によって道具も変わることがしばしばですが、最近そこに加わった新しいノートに、EDiT IDEA Notebookがあります。 開発元である株式会社マークス様よりサンプルをいただいて、じっくりと使っていたのですが、次第に手に馴染んできて、何に使えばいいのか理解できた気がしています。 「クリエイティブな思考を育てるアイデアノート」と銘打たれた EDiT IDEA Notebook の特徴と、どんなことに向いているのかを紹介します。### 横開き、ドット方眼、ゴムバンド 天邪鬼と言われるかもしれませんが、私はこうしたノートがよく掲げる「クリエイティブを刺激する!」「アイデアがわく!」などといった標語をあまり信じていません。 クリエイティブなのはノートに向かう私たちの思考のあり方な
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