診療録(カルテ)のコピーを患者らが請求した際に求められる料金が、病院間で大きく違うことが厚生労働省の調査でわかった。対象となった全国の主要病院の2割近くは、白黒コピー1枚でも5千円以上かかる設定だった。厚労省は20日、自治体に通知を出し、実際の費用を積み上げて料金を決めるよう医療機関に周知するよう求めた。 カルテや検査結果などの診療記録は、治療をめぐるトラブルがある場合や、自身の病状や治療を詳しく知りたい場合に請求される。2003年に厚労省が指針を作成。個人情報保護法は、本人が希望すれば病院や診療所は原則開示する義務があるとし、実費を勘案した合理的な範囲で手数料をとれると定めている。 厚労省が昨年、高度な医療を提供する特定機能病院と大学病院の計87施設を調べると、白黒1枚の請求でも16%は手数料などで5千円以上になり、3千円台も15%あった。一方、67%は1千円未満で手数料がないか、低額だ
大手ファストフードチェーンの「日本マクドナルド」が期間限定で販売した「東京ローストビーフバーガー」など2つのメニューについて、消費者庁は、実際はローストビーフではなく成形肉が使われたものもあり不当表示だったとして、再発防止などを命じました。 本来、ローストビーフは塊の牛肉を焼いたもので、これらのメニューは商品名だけでなく店舗での広告などでも「ローストビーフをサンドした」などと宣伝していました。 ところが消費者庁が調べたところ、商品の半分以上はローストビーフではなく細かい牛肉を塊のように加工した成形肉を使っていたということです。 これらの商品はおよそ490万食が販売されましたが、日本マクドナルドは「開発段階で肉の量を増やしたところローストビーフが調達しきれなくなった」と説明しているということで、消費者庁は不当表示だったとして、景品表示法に基づき再発防止などを命じる措置命令を出しました。 日本
「Fate/Grand Order Arcade」のシングル専用モード「グランドオーダー」をレポート。伊神ディレクターへのミニインタビューも掲載 編集部:maru いよいよ2018年7月26日に稼働開始となる,FGO ARCADE PROJECT(ノーツ,アニプレックス,ディライトワークス,セガ・インタラクティブ)の対戦アクションゲーム「Fate/Grand Order Arcade」(以下,FGO Arcade)。今回は,稼働に先駆けて本作のシングルプレイ専用モードである「グランドオーダー」をプレイする機会を得られたので,そのレポートをお届けしよう。 「Fate/Grand Order Arcade」公式サイト 「FGO Arcade」は,スマートフォン向けタイトル「Fate/Grand Order」(iOS / Android。以下,FGO)をベースにした,アーケード用チーム対戦アクシ
写真左から:個人投資家の千葉功太郎氏とVALU代表取締役の小川晃平氏 個人を支援するソーシャルネットワーク「VALU」は7月24日、個人投資家で実業家の千葉功太郎氏を引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は4500万円で、新株の発行にはJ-KISS型新株予約権方式が採用される。千葉氏は昨年12月にも同社の第三者割当増資を引き受けておりこれが2回目となる。 なお、VALU代表取締役の小川晃平氏に確認したところ、同社にはこれまで個人投資家として堀江貴文氏、キメラ、デザインプロダクションのパーティーが出資者として参加している。これらの出資額や株式比率等の詳細は公表されていない。 VALUの創業は:2016年11月。ブロックチェーン技術と分散化の思想で個人を支援するプラットフォームとして2017年5月にβ版が公開された。ユーザー(発行者)は「VALU」という仮想ステータスを発行し
小池百合子都知事は23日、東京・日比谷ミッドタウンで行われた打ち水イベントに参加し、20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックに向けた暑さ対策の一環として、江戸由来の「打ち水作戦」を活用する意向を示した。 今日24日で五輪まで2年。「言うまいと思うが、暑い。これが毎日続くと『異常気象』とはいえなくなり、大会の暑さ対策は大きな課題だ」と述べた。「風呂の残り湯などを使って朝夕にまく打ち水は、江戸の知恵で、おもてなしでもある。隣近所で、同じような時間にやることで涼を確保する。この作戦も、東京大会で威力を発揮するのではないか」と述べた。バケツとひしゃくで、再生水を利用した水をまいた小池氏は、「体感温度がかなり下がった。打ち水はどこでもできる。体感してほしい」と、来場者に協力を呼び掛けた。 イベント前の同所の路面温度は39・2度だったが、打ち水を行った後は35度で、4・2度下がった。
東京メトロ丸ノ内線新宿駅地下1階のメトロプロムナード(東西自由通路)で、アニメの名せりふが連なった展示「Netflix“アニ名言“ジャック」が7月23日からスタートしました(7月29日まで)。 メトロプロムナードで7月29日まで展開されるNetflix“アニ名言“ジャック 動画配信サービス大手のNetflixが2月に同じ場所で実施した「Netflixアニ“目”ジャック」に続く企画で、“心に残るアニメは、台詞を聞くだけで、記憶が蘇る。その一言で、フラッシュバックする”というコンセプトの下、ファンならピンとくるアニメの名言100個が壁に展示されています。 アニメの名せりふが100個 「機動戦士ガンダム」の「親父にもぶたれたこと無いのに!」(アムロ・レイ)のように広く知られる名せりふをはじめ、「僕と契約して、魔法少女になってよ!」(魔法少女まどか☆マギカ)、「さてはアンチだな、オメー」(ポプテピ
思わず“タイトル買い”した読者も多いのではないだろうか。まるで連鎖反応のように、短期間のうちにゴソッと若者が辞めていく光景。採用難の時代、社員に長く働き続けてもらうこと、「リテンション」(定着・引き留め)が大きな経営課題になっている。『なぜ、御社は若手が辞めるのか』を書いた青山学院大学経営学部の山本寛教授に詳しく聞いた。 【写真】離職増加に警鐘を鳴らす、青山学院大学の山本寛教授 ──入社3年で離職率30%、というのがよくいわれる数字ですね。 その数字自体に大きな変化はありませんが、中身を見るとそれこそ離職までが短期化していて、「3年も我慢できない」と、1年どころか1カ月、1週間の超短期離職が増えています。新人研修が終わった途端、辞表願を出してくる。 採用側からすれば訳がわからない。「え、何で?」と。ある日突然出社しなくなる“衝動的離職”も多い。それをSNSで「俺、会社辞めた」と書き込んで、
フリーアナウンサーの長谷川豊氏がTwitterユーザーのブルドッグ氏の「お前は6年前に取材の現場で取材費を懐に入れてフジテレビから降格処分食らったんだよ……」というツイートに対し、自身のホームページで「ブルドッグなる人物を名誉棄損で法的措置を取ることにしました」と報告。その後、互いのダイレクトメッセージでのやりとりをブルドッグ氏が公開し、話題となっています。 久田将義氏と吉田豪氏がパーソナリティをつとめるニコニコ生放送「タブーなワイドショー」にて、ゲストの掟ポルシェ氏と共にこの話題に言及。吉田氏は長谷川氏が記載した言葉の間違いや、法的措置を取ると警告した相手が海外在住だった為、裁判ができなくなった顛末を解説しました。 長谷川豊氏 (画像は長谷川豊氏公式サイトより)―あわせて読みたい― ・『新潮45』休刊の真相は「極左の暴力組織の嫌がらせ」と発言した長谷川豊氏に対し「仮想敵にするほど左翼に力
2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(81)が23日、都内で単独インタビューに応じた。開幕まで今日24日でちょうど2年となるのを前に、この日、東京では観測史上最高となる気温40・8度を記録。前代未聞の暑さが目の前にある厳しい現状を、チャンスに変えるべきとの考えを示した。これまでも暑さ対策は講じてきたが「想像上ではなく今、現実にある。実際に試すため、生かさない手はない」と机上論ではなく今夏、実証実験を徹底する。 【一覧】2020年東京五輪競技日程案 丸2年後、東京オリンピック(五輪)が開幕しているその日に東京で40度を超え、森会長は自問自答した。「この暑さが来たら本当に、まっとうにやっていけるのか」。 全国的に熱中症で救急搬送されるケースが多発し、今夏の酷暑は社会問題となっている。しかし、開催時期は国際オリンピック委員会(IOC)が提示し、東京側も織り込み済みで招致し
新連載マンガ作品の分析を行うマンガ家の勉強会サロン「マンガ新連載研究会」。その会員たちを衝撃が襲ったのは昨年11月のことであった。当月に始まった太田出版の新連載『それはただの先輩のチンコ』を読んだためである。 ©阿部洋一/太田出版 「な、なんだ、この作品はっ!!?」 「チ、チンコが……」 「無修正じゃないか!」 「うあああッ、うわああああッ!?」 混乱するマンガ家たち! こんなことが許されるというのか!? 本作『それはただの先輩のチンコ』は男の子から切り離されたチンコがカブトムシめいて自律行動する、ちょっと不思議な現代世界で、男の子への恋情とチンコへの恋情が入り交じる思春期少女の複雑な心情を描いた恋愛マンガである。だが、それはそれとして……いいのか! まるだしな上に無修正だぞ!? この作品を読んだマンガ家、うめ丸先生(ピザッツDXなどで成人向け作品を公開し、現在は「eヤンマガ」にて『HEN
「貯蓄から投資」実態は逆 個人の代表的投資商品である「投資信託」の家計保有額が、日銀の統計作成時の誤りで30兆円以上も過大計上されていたことが判明した。近年順調に増加しているとされてきた投信保有額が、実際は減っていたことになり、「貯蓄から投資」が進んでいると信じてきた証券業界に衝撃が広がっている。 過剰計上があったのは、金融機関や家計など各部門の資産や負債の推移などを示す「資金循環統計」。同統計では年1回調査方法を見直す改定を行っており、今年6月下旬発表分の改定値を算出する際に過剰計上が見つかった。2005年以降の数値をさかのぼって改定した結果、17年12月末の家計の投信保有額は、改定前の109兆1000億円から約33兆円少ない76兆4000億円まで激減。個人金融資産に占める投信の割合も、改定前は12年の3.8%から17年の5.8%まで上昇していたが、改定後は14年の4.6%をピークに低下
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く