米ニューヨーク市内で記者会見し、火星片道旅行プロジェクトの参加者募集を発表する「マーズ・ワン」のバス・ランスドルプ最高経営責任者(2013年4月22日撮影)。 【AFP=時事】人類初の火星コロニー建設を計画するプロジェクトが募集した火星への片道旅行に、世界140か国の20万人以上から応募が殺到した。 火星旅行での放射線被ばく量、生涯上限超える可能性 同プロジェクトを進めるのは、オランダのエンジニアで起業家のバス・ランスドルプ(Bas Lansdorp)氏が創設した非営利企業「マーズ・ワン(Mars One)」。火星への恒久基地建設を計画しており、60億ドル(約6000億円)の資金源が見つかれば、2022年までに最初の宇宙飛行士を送り出したいとしている。 不毛の星といわれる火星への「移民」になろうと応募した20万2586人のうち、4人に1人は米国人だった。その他、国別に応募が多かったのは