インド・ムンバイで、同国の独立70周年を控えて行われたさまざまな宗教の会議でスピーチする、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(2017年8月13日撮影)。(c)AFP/INDRANIL MUKHERJEE 【9月11日 AFP】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世は11日、仏教国ミャンマーから逃れようとしているイスラム系少数民族ロヒンギャの難民危機について、同国の民主化の象徴であるアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏に対し平和的解決を見出すよう求めた。 AFPは、ミャンマーの事実上の指導者であるスー・チー氏に宛ててダライ・ラマが記した書簡を確認。この中でダライ・ラマはスー・チー氏に対し「平和と和解の精神の下、ミャンマー国民の友好的な関係を回復するために、あなたとあなたの仲間の指導者たちが社会のすべての部分に働き掛けるよう訴える