29日朝、北アルプス、立山連峰の室堂付近で雪崩が発生し、大学のワンダーフォーゲル部の6人のパーティーのうち3人が巻き込まれ、警察によりますと、このうち21歳の男子大学生が死亡しました。 パーティーは東京工業大学のワンダーフォーゲル部の男子大学生6人で、警察によりますと、3人が雪崩に巻き込まれ、このうち意識不明の重体になっていた千葉県八千代市の橋本士門さん(21)の死亡が確認されました。また、19歳の学生1人が軽いけがをしたということです。 警察の調べによりますと、6人は4日前の25日夜に長野県側から北アルプスに入り、29日朝、室堂を出発して雄山に向かう途中で雪崩に巻き込まれたと見られるということです。立山黒部アルペンルートを運営する立山黒部貫光によりますと、室堂では昨夜から雪が降って、29日朝は70センチほどの積雪があり、霧で視界も悪かったということです。 富山県によりますと、現場周辺の積