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ブックマーク / realsound.jp (8)

  • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね

    *以下のテキストは、 マスメディアがアカデミー賞レースの報道を一斉に始める前の、2月20日に入稿、更に4日前に書かれたもので、つまり所謂 「あとだしジャンケン」ではない旨、冒頭に強調しておく。 今時これほど手放しで褒められてる映画があるだろうか? 当連載は、英語圏の作品を扱わないので今回は<特別編>となる。筆者は映画評論家として3流だと思うが、作は、複数のメディアから批評の依頼があった。大人気である。「全く褒められませんよ」「こんな映画にヒーヒー言ってるバカにいやがられるだけの原稿しか書けませんけど」と固辞しても、どうしても書けという。 そりゃあそうだ。筆者は一度だけヤフーニュースのトップページに名前が出たことがある。ジャズの名門インパルス!レーベルと、米国人以外で初めて契約したから? 違う。女優の菊地凛子を歌手デビューさせたから? 違う。正解は「『セッション』を自分のブログで酷評したか

    菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね
  • くるりは“現在”を鳴らし続けるーーベスト盤『くるりの20回転』リリース記念ツアーレポート

    くるりはあっさりと歳月を飛び越えてしまう。楽曲の強度と演奏のフィジカルさは、ノスタルジーを寄せつけない。くるりは、どの楽曲を誰と演奏しようと、ただ「現在」にいた。 2017年2月27日、『『くるりの20回転』リリース記念ツアー「チミの名は。」』の東京公演初日がZepp DiverCity TOKYOで開催された。 今回のツアーは、くるりの結成20周年記念オールタイムベストアルバム『くるりの20回転』のリリースを受けて行われたもの。『くるりの20回転』は、これまでのすべてのシングル曲を収録していることもあり、2日間の東京公演はともにソールドアウトしていた。 くるりは『NOW AND THEN』シリーズで、かつてリリースしたアルバムの再演ライブをたびたび行ってきた。そこに『『くるりの20回転』リリース記念ツアー「チミの名は。」』である。どの楽曲を演奏するのか、開演前から期待は高まった。 この日

    くるりは“現在”を鳴らし続けるーーベスト盤『くるりの20回転』リリース記念ツアーレポート
  • ceroが考える“都市と音楽の未来” 「今は『オルタナティヴ』な音楽って成立しにくい」

    3月2日から8日まで一週間にわたり、東京・渋谷近辺にて超大型イベント『TOKYO MUSIC ODYSSEY』が開催される。スペースシャワーTVが主催するイベントは、「都市と音楽の未来」をテーマに渋谷WWWやWWW Xなど複数の会場にて行われる音楽とカルチャーの祭典。ライブやDJパフォーマンスをはじめ、映像作品の上映やアワード授賞式など、様々なイベントが日替わりで行なわれる予定だ。 そこで今回、3月4日にWWW Xで行われる『ALTERNATIVE ACADEMY』に、STUTSやYogee New Waves、WONKらと出演することが決まったceroを迎え、番に向けての意気込みはもちろん、イベントのテーマ「都市と音楽の未来」にまつわる話をざっくばらんに話してもらった。(黒田隆憲) 「バンドのメンバーの楽器を想像して作るようになった」(橋) ーー最近ライブのサポート・メンバーが変

    ceroが考える“都市と音楽の未来” 「今は『オルタナティヴ』な音楽って成立しにくい」
  • 『SCOOP!』『何者』『溺れるナイフ』ーー話題作の陰にこの人あり 伊賀大介に訊く、日本映画の「衣装」の現在

    『SCOOP!』『何者』『溺れるナイフ』ーー話題作の陰にこの人あり 伊賀大介に訊く、日映画の「衣装」の現在 今年に入ってから公開された作品だけでも、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』『世界からが消えたなら』『ふきげんな過去』、そして現在公開中の作品では『SCOOP!』『何者』『溺れるナイフ』と、いずれもまったく方向性は違うものの、2016年を代表する作品群の「衣装」を手がけている伊賀大介。2012年にアニメ作品『おおかみこどもの雨と雪』の「衣装」まで手がけた時には、さすがにちょっとした話題となったが、普段は裏方に徹していることもあって、近年目に見えて充実ぶりを示している日映画界における「陰のキーマン」であり続けている。 ファッション誌や広告のフィールドを中心に活躍してきた超売れっ子スタイリストの彼は、どのような経緯で映画に関わるようになったのか? そして、何が彼を決

    『SCOOP!』『何者』『溺れるナイフ』ーー話題作の陰にこの人あり 伊賀大介に訊く、日本映画の「衣装」の現在
  • 宇多田ヒカル、新作『Fantôme』を大いに語る「日本語のポップスで勝負しようと決めていた」

    宇多田ヒカルが約8年半振りに通算6枚目となるオリジナルアルバム『Fantôme』をリリースした。演奏を日英の精鋭たちが、そして主なミックスをU2やサム・スミスの作品で知られるスティーヴ・フィッツモーリスが手掛けた作には、配信限定でリリースされていた「花束を君に」「真夏の通り雨」と、人間活動中に突如リリースされた「桜流し」を含む全11曲が収録されている。 タイトルの“Fantôme”とは“幻”や“気配”などを指すフランス語である。この言葉が意味する通り、作は、彼女から2013年に逝去した自身の母へと捧げる一枚である。 リアルサウンド初登場となる今回のテキストは、アルバム完成直後に行われたオフィシャルインタビューのなかから、レコーディングのプロセスやゲストアーティストに特化した発言を中心に構成した。多くのリスナーが待っていた、そして宇多田自身にとっても間違いなく重要なアルバムとして位置付け

    宇多田ヒカル、新作『Fantôme』を大いに語る「日本語のポップスで勝負しようと決めていた」
  • lyrical school(hime、minan)×Creepy Nuts特別対談「アイドルラップで出来ることは全部やってみたい」

    lyrical school(hime、minan)×Creepy Nuts特別対談「アイドルラップで出来ることは全部やってみたい」 「スマホが乗っ取られたか!」と見紛うような、スマートフォンの縦長画面と、アプリなどによる機能性を最大限に活用し、現実と映像をミックス・アップした仮想現実的なMV「RUN and RUN」が大きな注目を集めた6人組ヒップホップ・アイドルグループ、lyrical school。 そして、「フリースタイルダンジョン」でチャレンジャーを蹴散らすモンスターとして活躍するR-指定と、プロデューサーとしてのソロ作のリリースや、TOC(Hilcrhyme)などバックDJも務めるDJ松永がタッグを組んだユニット、Creepy Nuts。 lyrical schoolは今作『RUN and RUN』でメジャー進出を果たし、Creepy Nutsも全国ツアーをほぼソールド・アウト

    lyrical school(hime、minan)×Creepy Nuts特別対談「アイドルラップで出来ることは全部やってみたい」
  • CMJKが明かす、J-POPのサウンド制作最前線「アイドルの仕事こそやりたいことができる」

    CMJKは主にJ-POPの世界を舞台に活躍するサウンド・プロデューサー/編曲家/作曲家である。手がけたアーティストは浜崎あゆみ、SMAP、DREAMS COME TRUE、Kis-My-Ft2、N'夙川BOYS、佐野元春、少年隊、PENICILLIN、V6、ユースケ・サンタマリア、猿岩石、キャイ~ン、篠原ともえ、KICK THE CAN CREW、東京パフォーマンスドール、FLIP-FLAP、片瀬那奈、THC!!、アニメサントラ「マクロスプラス」など膨大な数に上る。 最近では女性アイドル仕事も数多く手がけており、チームしゃちほこ「シャンプーハット」(作詞曲:川谷絵音)、アンジュルム「乙女の逆襲」(作詞:児玉雨子、作曲:川辺ヒロシ・上田禎)、Juice=Juice『Ça va ? Ça va ?(サヴァサヴァ)』(作詞:三浦徳子、作曲:川辺ヒロシ・上田禎)などが話題になった。5月13日には

    CMJKが明かす、J-POPのサウンド制作最前線「アイドルの仕事こそやりたいことができる」
  • 篠崎愛、ビジュアルの誘惑に勝たないと聴くことが出来ないスマホMV公開 アルバムビジュアルも封印へ

    篠崎愛が、12月8日にスマホ・ミュージックビデオ「LISTEN TO AI SHINOZAKI——私を、聴いて。」を公開した。 同MVは、アクセスしても楽曲は再生されず、篠崎愛のビジュアルの誘惑に負けることなく、スマホを裏向けることで、はじめて楽曲「メモライズ」(Short Version)を聴くことができるというもの。「メモライズ」は、12月9日にリリースされるアルバム『EAT ‘EM AND SMILE』の収録曲だ。 あわせてアルバムのビジュアルはすべて白紙で展開することも発表に。これはビジュアルを封印することで、歌を聴いて欲しいという彼女のメッセージにリンクしているという。 ■MV情報 『LISTEN TO AI SHINOZAKI——私を、聴いて。』 使用楽曲:篠崎愛「メモライズ」 公開期間:2015年12月8日(火)0:00〜2016年1月8日(金)24:00(予定) http:

    篠崎愛、ビジュアルの誘惑に勝たないと聴くことが出来ないスマホMV公開 アルバムビジュアルも封印へ
    baba_jdl
    baba_jdl 2015/12/08
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