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2008年8月22日のブックマーク (2件)

  • 松本大『波と変化』

    ウキは単振動で上下すると、中学生の頃に習いました。水面の波も、或る一点に注目すると、単振動で上下している。マーケットの変動も一種の波です。経済活動も波。なべて世の中は、波として変動しているものが多くあります。 波の中で一番単純な単振動を例に取ると、波は一見変化を続けているようで、違う見方をすれば常に或る一点を中心に循環しているだけであり、全く変化していないとも云えます。ミクロ的に見たり波の中にいると変化するが、マクロ的に見たり波の外から見ると変化していない、とも表現できるでしょう。要は波は、行ったら帰ってくるものです。 既に書いたように、世の中のモロモロの動きは波であるものが多いと思いますが、偶に波ではないもの、即ち当に変化していっているものもあります。行って帰ってくるのではなく、行きっ放しのものです。パラダイム・シフトなどとも呼ばれるものです。 問題は今自分がいる場所に起きている変動が

    松本大『波と変化』
    babayuhei
    babayuhei 2008/08/22
    なべて世の中は、波として変動しているものが多くあります。略。問題は今自分がいる場所に起きている変動が、波なのか本当の変化(パラダイム・シフト)なのかは、中にいる自分としては中々見極めが難しいことです。
  • リーダーシップは涵養できるか? - 内田樹の研究室

    ある新聞からの電話取材で「女子大の存在意義」について訊かれる。 東京でお茶の水女子大、奈良女子大、津田塾、東京女子大、日女子大の五大学の学長を集めて、女子大の存在意義についてのシンポジウムが先般あったそうで、それについてコメントを、ということである。 シンポジウムで学長さんたちはどういう結論になったんですかとお訊ねする。 女子大の存在意義は、「女子だけを集めると、男子に依存しない、リーダーシップのある女性を教育することができる」というのが合意点でした、と記者さんは言う。 伝聞であるから、これがそのままシンポジウムの結論だとは思わないが、そういう趣旨を含んでいたとすれば、ずいぶんと貧しい考え方だと言わねばならない。 当然ながら、私はそのようなロジックには同意することができない。 つねづね申し上げているように、私は「リーダーシップ」とか「エンパワーメント」とか「社会進出」とかいうことばで教育

    babayuhei
    babayuhei 2008/08/22
    なぜ「リーダーシップ」だけが涵養の対象となり、それ以外の「シップ」に教育機関は資源の投入を惜しむのか。私にはその理由がわからない。全員がリーダーであるような共同体は存在しえない。