天職とは「声がかかること」 「生き残れるエンジニア」は、「エンジニアリングを天職にした人々」と言い換えてもいいでしょう。その天職は、英語で"calling"と言います。誰がcallするかといえば、「天」だけあって「神様」のようです。しかし日本では三波春夫が言うとおり、「お客様は神様」。客からお呼びがかかる人々がやっている仕事が、天職です。 では、お客様からお呼びがかかるにはどうしたらいいのか。もうあなたは答えを知っているでしょう。 「客からの仕事をやり遂げ続ける」ことです。 それが難しい仕事であれば難しい仕事であるほど、客は誰に仕事を頼むかを吟味します。そうすれば、客はあなたを覚えてくれます。覚えてくれればまたお呼びがかかるはずです。 頼まれる。やり遂げる。また頼まれる。そうしていくうちに、好きになる。だから、仕事が好きだとか嫌いだとかという判断は、「けりがつく」までは留保して欲しいのです