Jヴィレッジ使えない!サッカー協会、東電に賠償請求も 日本協会は8日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を行った。会議後、田嶋幸三副会長は、福島・楢葉町にあるJヴィレッジが福島第1原発の事故の影響で使用できなくなっている件について、「東京電力への賠償請求も含めて考えていく」と明かした。 1997年に開設したJヴィレッジは、東京電力が施設整備し、福島県に寄贈した国内最大規模のトレーニング施設。運営はJFA、Jリーグ、福島県などが出資した運営会社が行っていた。原発事故後は、自衛隊や東電関係者の前線基地となっており、施設は休業状態。Jヴィレッジを拠点に活動していたJFAアカデミー(中高生の養成所)は現在、静岡に“仮住まい”中。休業が長期化した場合は他の施設への移転も検討中。「新たな費用などが発生した場合は考えないといけない。事故がなければ必要なかったわけですから」と田嶋副会長は東電側の責任を問う