朝起きて、日経を見たら、米大統領選特集だった。他国の選挙なんぞ、まともに見ていないので、この記事だけを見ての反応ではあるが、政府は小さくあるべきという考え方は、米国においてはある種の宗教なんだろうと思うし、こんな政策で我らが同盟国は大丈夫かしらんと、懸念で目が覚める様な内容だった。 この記事↓↓ 出典:日本経済新聞 小さな政府が即経済成長を呼ぶのでは無い 米国は開拓者のお国柄か、本当に小さな政府が好きだし、オバマもそのコンセプトそのものは否定し難い様に見える。小さな政府の経済面における狙いは、減税によって企業と経営者と労働者の余剰を増やし、起業・労働インセンティブの向上と、貯蓄の増加による投資増を促すものだ。政府が使うより民間が消費した方が効率が良いという発想である。 この狙いは成る程というものがあるが、実際の経済効果を見ると、小さな政府改革の代表例であるレーガノミクス以前と以後では、実は