政治家と旧統一教会にはどんな関係があったのか。フリーランスライターの犬飼淳さんは「旧統一教会との関係を矮小化する主張には7つのパターンがある。今回、政治家18人の発言を検証したが、説明拒否を許してはならない」という――。 旧統一教会との関係を矮小化する7つのパターン まず、本記事の執筆時点(2022年8月6日)で、旧統一教会との関係を矮小化する主張は、筆者が整理したところ、7パターンあった。 ①虚偽説明 (例)本当は関係があるのに「関係ない」と嘘をつく 等 ②無知のふり (例)「旧統一教会の何が問題か分からない」/「被害に想像が及ばなかった」等 ③過失を主張 (例)「共催イベントのため気づかずに出席した」等 ④1度の過ちを主張 (例)「今回限りということでお受けした」等 ⑤論点のすり替え (例)「手続きのプロセスには問題はなかった」/「組織的な関係があったわけではない」/「宗教の話は一切し